日本国内でも新型コロナウイルスの感染拡大が顕著となってきました。
特に東京都における新規感染者の増加が目立ちます。
それを受けて、都立学校の休校延長を決定しました。
東京都のそうした動きに、ほかの自治体も追随する動きが広がってきています。
今後もさらに、そうした動きが全国的に広がる可能性もありますね。
そこで今回は、休校延長の可能性や期間、そして全国の自治体の動きを調べていきたいと思います。
もくじ
東京都の休校延長
東京都では、東京オリンピックの延期が決まってから、新型コロナウイルスの新規感染者数が一気に増加しました。
そして、政府の緊急事態宣言や東京都の都市封鎖(ロックダウン)にも注目が集まるようになりました。
参考記事:東京の都市封鎖(ロックダウン)はいつから?期間などはどうなる?
しかしながら、安倍首相は緊急事態宣言の発令を見送り、小池都知事も都市封鎖(ロックダウン)に踏み切れない状態が続いています。
都市封鎖(ロックダウン)となれば、必然的に学校も休みとなりますが、業を煮やした東京都教育委員会は4月1日に臨時会を開きました。
その結果、都立学校の臨時休校を、ゴールデンウィークの最終日である5月6日まで延長することになります。
ちなみにその対象は、都立の高校や特別支援学校などのうの246校ということです。
小中学校に関しては、今回の措置の対象外となっていますが、公立の小中学校を所轄する都内の市区町村の多くも、同様の措置をとるようです。
当然のことながら、私立の学校でも同様の措置をとるのでしょうね。
結果的には、東京都内の全ての学校が、休校の延長ということになりそうです。
休校延長はいつまで続くの?
東京都では、とりあえずの休校延長は、5月6日までと決定しました。
しかし、その時の新規感染者の状況によっては、さらなる休校延長の可能性もありますよね。
とはいえ、そのような状況に陥っている場合には、すでに東京都の都市封鎖(ロックダウン)を実施しているのではないでしょうか。
都市封鎖(ロックダウン)の期間については、最低でも1か月程度が必要とされています。
実際に都市封鎖(ロックダウン)を行っている海外の国々では、3~6か月間、場合によっては更なる延長もあるそうです。
それを踏まえると、緊急事態宣言が発令され、あわせて東京都の都市封鎖(ロックダウン)が実施された場合には、かなりの長期化も予想されます。
長期化した場合には、社会活動や経済活動にも様々な影響が出てくるため、解除する時期も慎重に検討しなければなりません。
それらの懸念材料が多過ぎて、安倍首相も緊急事態宣言の発令を躊躇しているのではないでしょうか。
参考記事:緊急事態宣言が出たらどうなる?仕事や学校は?買い物は出来るの?
結果的には、それが更なる長期化を招くことになると思うのですが・・・
ということで、休校延長の期間も安倍首相次第ということになりそうですね。
全国の対応は?
新型コロナウイルスの感染は、首都圏や全国でも着実に拡大しつつあります。
特に東京都と隣接する自治体では、東京都の動きに追随するしかありません。
しかし、現時点では検討段階の自治体が多く、その対応はバラバラになりそうです。
そこで、現時点(4月2日)での、各自治体の対応をまとめてみました。
新たな情報が入り次第、追記したいと思います。
神奈川県
神奈川県では、4月6日以降も2週間程度の休校延長を決めています。
なお、1週間に1度は、学年ごとに分散登校日を設け、連絡事項などを伝えるようです。
しかし、神奈川県内の市区町村単位では、結論が出されていません。
埼玉県
埼玉県では、休校延長や時期については検討中です。
千葉県
千葉県では、県立学校について、4月30日までの休校延長を決定しました。
栃木県
栃木県では、休校延長を検討しておらず、予定通りに学校を再開させる方針です。
茨城県
茨城県では、休校延長を検討しておらず、予定通りに学校を再開させる方針です。
群馬県
群馬県では、予定通りに学校を再開させる方針ですが、今後、休校延長の検討をする可能性もあるそうです。
大阪府
大阪府では、府立学校について、東京都と同じように5月6日までの休校延長を決定しました。
また、大阪市や他の自治体に対しても同様の対応をとるように要請しています。
福岡市
福岡市では、市内の全ての市立学校について、4月17日までの休校延長を決定しました。
熊本市
熊本市では、市内の全ての市立学校について、東京都と同じように5月6日までの休校延長を検討しています。
おわりに
3月に行われた全国一斉規模での臨時休校の際には、様々な問題が噴出しました。
それに対しては、政府も出来るだけの、緊急措置を施してくれましたよね。
しかし、一番問題なのが、目に見えないストレスを抱えることなのではないでしょうか。
子供も保護者も何らかのストレスを抱えることになり、かなりつらい状況となってしまいます。
我が家でも妻のイライラ度が増し、普段では怒らないようなことでも、娘を叱りつけている場面も多々ありました。
そのような声は、子供を持つ全国の家庭からも噴出しましたよね。
そういった状態が、ゴールデンウィーク明けまで続くと考えると、とても耐えられそうにはありません。
とはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大が収束してくるまでは、我慢しなければならないのでしょうね。
政府にも、心のケアに対する救済措置も講じてもらいたいと思います。
今までの安倍首相の発言からすると、国民にはしばらくの間、我慢して欲しいということしか伝わってきません。
とにかく安倍首相には、場当たり的では無く、意義のある緊急対策を考えてもらいたいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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