新型コロナウィルスの感染が騒がれ始め、かなりの時間が経過しています。
そして日本でも、緊急事態宣言が発令される事態に陥ってしまいました。
感染者数も増加の一途をたどる中で、自分も新型コロナウィルスに感染してしまうのではないか?という気持ちが、徐々に大きくなってきたのではないでしょうか。
ほかにも経済的な不安などを抱え、大きなストレスになっているのは間違いありません。
また、子供たちも臨時休校になり、家に閉じこもった状態が続いています。
子供たちはもちろんですが、子供の面倒を見るママやパパも大変ですよね。
そんな中で、気分の落ち込みや、今までには無かった体調の異常を感じる人も多いのではないでしょうか。
もしかすると、それはコロナ疲れやコロナ鬱が原因なのかもしれません。
そこで今回は、コロナ疲れやコロナ鬱とはどういう症状なのか?
そして、その対策・対処方法を紹介していきたいと思います。
もくじ
コロナ疲れやコロナ鬱とはどういう症状?
そもそもがストレス社会なのですが、そこへ新型コロナウィルスという要因が加わると、平時の際には何気ないことでも、余計なストレスとして感じることも多くなると思います。
例えば電車通勤の際には、必要以上に人との接触が気になる・・・
また、ちょっとした買い物に行く際にも、レジの行列に並び、少し咳をしただけでも白い目で見られる・・・
休日には家族全員が家に閉じこもり、天気が良いのに遊びに行くことも出来ない・・・
テレビをつけると、新型コロナウィルスに関連したニュースばかり・・・
などなどストレスの原因は、例を挙げるとキリがありません。
そして、そのストレスがコロナ疲れを招き、それが蓄積してくるとコロナ鬱へと進行してしまいます。
その症状をチェックし、自分で認識するとともに、精神科や心療内科への受診が必要かどうかを見極めて下さい。
ただし、自分でもどうしてよいのか分からない場合には、早急に受診することをおすすめします。
肉体的な症状
□ いつも以上に疲れを感じる、疲れが取れない
□ 寝つきが悪い、眠りが浅い
□ 食欲がない
□ 頭痛が治らない
□ 肩こりや背中に強い痛みを感じる
□ めまいや耳鳴りがする
□ 腹痛を感じる
精神的な症状
□ 不安な気持ちがどんどんと強くなる
□ 意味もなくイライラする
□ 気持ちが落ち着かない
□ 仕事や勉強などに集中できない
□ とにかく何もやる気がしない
□ 一人でいるのが怖い
□ 感染に対する緊張感や恐怖感が取れない
コロナ疲れやコロナ鬱への対策・対処方法
新型コロナウィルスの感染が拡大している現状においては、平時の時よりもさらに様々なストレスにさらされています。
それによって、生活習慣の乱れなどを招くことになっていますよね。
まずは、栄養バランスの取れた食生活や良質な睡眠を取るといった、規則正しい生活を送ることを心掛けたいところです。
ところが、食欲不振や睡眠障害など、そのような生活を送れなくなってしまうことが、コロナ疲れやコロナ鬱に陥っている証拠です。
せめて、そのストレスを一つでも解消することで、コロナ疲れやコロナ鬱の症状を、少しでも改善した方が良いのではないでしょうか。
そこで、そのストレスを解消する対策・対処方法を紹介していきますね。
情報収集を控えめにする
連日のように新型コロナウィルスに関連する情報は、様々なメディアから流れてきます。
日々増加する感染者数や死亡者数のグラフを見るだけで気が滅入ってしましますよね。
特に地上波のテレビでは、コメンテーターが不安をあおるような発言をすることも、多々見受けます。
彼らは、自分の主観だけで発言するために、かなり無責任な内容も多く、そこに強い憤りを覚える人も多いのではないでしょうか。
もちろん必要な情報は耳に入れても構わないのですが、そこだけを切り取ることは不可能ですよね。
ということで、地上波テレビの情報番組をシャットダウンし、事実だけの情報や客観的に分析した情報だけを収集するように意識してみることも大切です。
現在では、ネットでも良質な情報番組を見ることが出来るため、YouTubeなどで検索してみて下さい。
さらには、新型コロナウィルスとは関係のない、バラエティ番組をみることも必要なのかもしれません。
現実逃避ではありませんが、新型コロナウィルスに意識が集中することを防ぐことで、気持ちも少しは楽になると思います。
いつもとは違う時間の過ごし方
外出を自粛し、家に閉じこもる時間が増えていることは仕方がありませんよね。
そこで不安を抱えながら、悶々とした時間を過ごすことは、症状の改善にもつながりません。
このような状況だからこそ、生まれる時間を有意義に使うことも、ストレス解消の一つになると思います。
例えば、部屋の大掃除などはいかがでしょうか。
思い切った断捨離をすることで、気分もスッキリすることが出来ます。
部屋も綺麗になり、スッキリとした気分を味わうことで、ストレスの解消にもつながりますよね。
また、臨時休校になっている地域では、子供と思い存分触れ合うことも出来ます。
臨時休校になることによって、ストレスを抱えるといった声もあります。
逆に、子供としっかりと向き合うことが出来た、という感謝の気持ちも耳にします。
この状況に関しては、とらえ方一つで大きく異なるので、子供と過ごす時間が増えたことに、感謝することも大切なのではないでしょうか。
ほかにも、今までには出来なかった自分のやりたいことに没頭することで、ストレスの解消につながると思います。
とにかく身体を動かす
部屋の中でストレッチをするだけでも、ストレスの解消につながります。
ストレッチもDVDなどを見ながら、正しい方法で行うと、汗だくになりますよ。
また、それに加えて、エクササイズや筋トレを始めてみるのも良いかもしれませんね。
室内でも身体を動かす方法はいくらでもあります。
そして現在では、ネットを通じてフィットネスすることも可能です。
また、屋外に出られる環境(広々とした公園など)がある場合には、積極的に外で体を動かしても良いのかもしれません。
※感染の予防には十分に注意してください。
子供と一緒に遊ぶことで、子供のストレス解消にもつながりますよね。
身体を動かすことで、ほど良い疲労感を生み、睡眠などの生活リズムを整えてくれます。
ただし、過度に身体を動かすことは逆効果となるので、適度な運動に留めておいてくださいね。
おわりに
このような状況下においては、置かれた立場が人それぞれだと思います。
そして、その人の性格によっても、状況のとらえ方が大きく異なってきますよね。
まずは平常心を保ち、なるべくリラックスした精神状態を保つ、といった心掛けも必要なのではないでしょうか。
しかし、それでもストレスは溜まりますよね。
そして、知らず知らずのうちに、コロナ疲れやコロナ鬱を招く人も多いはずです。
ネガティブな考えから抜け出すことが出来ず、最悪のことが頭によぎる場合には、早急に専門家に相談してください。
我慢して、自分一人で考え込むことはかなり危険です。
厚生労働省の方でも、「SNS心の相談」→こちらを開設しています。
身近に相談できる人がいない場合には、ぜひ利用してみて下さい。
もうしばらくは、このような状況が続きそうなので、心のケアには十分に注意してくださいね。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
オススメ記事:アビガンはいつから使用可能?コロナウィルスへの効果や副作用は?
オススメ記事:コロナ抗体検査キットはいつから日本で導入?費用や精度なども調査
オススメ記事:緊急事態宣言が出たら暮らしはどうなる?北海道での経験を紹介!
コメントを残す