新ご当地ナンバーの第3弾となる交付が、2020年5月11日より始まりました。
今回は新たに北海道からも「知床」と「苫小牧」の図柄入りナンバーが加わることに。
ご当地のデザインが施された新しい図柄入りナンバーは魅力的ですよね。
札幌市民の私にとっては関係ないのですが、メチャクチャ羨ましいです。
ということで今回は、新ご当地ナンバーの地名や対象自治体、そしてその取得方法や料金などについて紹介していきたいと思います。
もくじ
ご当地ナンバーの地方版図柄入りについて
ご当地ナンバーの導入は2006年度から始まりました。
地域・観光振興の観点から、全国的に認知されている地名を新たにナンバープレートに使用する取り組みです。
第1弾では、そそれぞれの地名が新たに加わるだけでしたが、第2弾からは、地名と共に、その地域の魅力ある風景や観光資源の図柄がデザインされています。
ちなみに第2弾となる図柄入りのご当地ナンバープレートは以下の地域で2018年10月から交付開始となっています。
・東北(盛岡、岩手、平泉、仙台、山形、庄内)
・関東(土浦、つくば、前橋、越谷、成田、柏、世田谷、杉並、富士山)
・北陸信越(新潟、長岡、富山、金沢、石川)
・中部(福井、富士山、豊田、春日井)
・近畿(滋賀、京都、奈良)
・中国(鳥取、福山、下関、山口)
・四国(徳島、香川、愛媛、高知)
・九州(長崎、佐世保、熊本、大分、宮崎、鹿児島)
かなり広範囲で図柄入りのご当地ナンバープレートが交付されていたのですね。
北海道に住んでいるせいか、全く知りませんでした。
図柄入りナンバープレートといえば、ハワイのお土産などのイメージしかなかったのですが、全国の道の駅などでは、キーホルダーなどのお土産としても売っているのかもしれませんね。
北海道の図柄入りご当地ナンバープレート
先ほども触れたように、北海道からは、「知床」と「苫小牧」が選ばれました。
それぞれのナンバーは、以下の地域で交付されます。
※カッコ内は、元のナンバープレートの地域表示ですが、必ずしも変更する必要はありません。
・知床:斜里町、小清水町、清里町(北見ナンバー)
別海町、中標津町、標津町、羅臼町(釧路ナンバー)
・苫小牧:苫小牧市(室蘭ナンバー)
個人的には、その選ばれた2つの地域の基準が気になりますね。
もちろん、選考には様々な条件が課されていますが、何となく不思議でなりません。
「知床」は世界自然遺産に登録されており、北海道の誇るべき観光名所となっています。
一方の「苫小牧」に関しては、失礼ながら特にこれといった印象がありません・・・
それはさておき、それぞれのデザインを見てみましょう!
知床のデザイン
デザインに関しては、全国から応募を募り、全178点の作品の中から最優秀賞に選ばれた、愛知県在住の佐野可那子さんの作品です。
知床の雄大な自然を感じさせる作品となっています。
面白いのが、背景の雪山には、知床で出会える様々なざまな動物たちも隠れています。
このナンバープレートに憧れる北海道民も多いのではないでしょうか。
苫小牧のデザイン
こちらのデザインも、全国から募集を募り、全92点の作品の中から大賞を受賞した、苫小牧市在住の小田加奈子さんの作品です。
苫小牧を代表するアイスホッケーとウトナイ湖に浮かぶ白鳥を描いています。
右上には苫小牧市公認キャラである「とまチョップ」がアイスホッケーを楽しんでいる姿がかわいいですね。
最終選考に残った他の作品と比べても、ダントツに愛嬌のある作品だと思います。
取得方法や料金は?
取得方法
「知床」、「苫小牧」のナンバープレートを管轄する各市町では、ナンバープレートの申請手続きや交付は行っていません。
いずれのホームページにも、図柄ナンバー申込サービス→ https://www.graphic-number.jp/html/GKAA0101.html
というサイトを参照し、ご自身で申し込む必要があるとのことです。
もしくは、「お近くのディーラーや整備工場に相談してください」とのことでした。
なお、上記のサイトで取得する場合は、申し込みから各種手続き、プレートの取り付けまでの全てを自分で行わなければならないため、かなり面倒な感じでした。
その手間を省きたい場合は、ディーラーなどにお任せし、一括で行ってもらった方が良さそうです。
料金は?
料金に関しては、北海道運輸局の各支局で若干異なります。
「苫小牧」の室蘭運輸支局の場合は、以下の通りなのですが、「知床」を管轄する釧路運輸支局と北見運輸支局では、100円程度の誤差があります。
図柄入りモノクロナンバー
大型番号標:12,400円
中型番号標:8,300円
図柄入りカラーナンバー
大型番号標:12,400円+1,000以上の寄付
中型番号標:8,300円+1,000以上の寄付
要は、寄付金を支払うことで、カラーのナンバープレートに交換できるということですね。
この寄付金制度に関しては、全国で一律となっています。
おわりに
札幌に住んでいる限りでは、図柄入りのご当地ナンバーを見る機会がほぼありません。
そもそも、図柄入りのご当地ナンバーの存在を知らない人が多いのではないでしょうか。
札幌も広いので、自分の住んでいるところの図柄入りのご当地ナンバーが出来ると喜ぶと思います。
例えば、「すすきの」のナンバープレート。
かなり危険な香りもしますが、面白そうですよね。
私は付けないと思いますが・・・
とはいえ、この動きは徐々に全国に拡大していくはずです。
条件を少し緩めてもらうと、かなり突飛なご当地ナンバーも出現するのではないでしょうか。
北海道の活性化にもつなげてもらいたいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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