夏休みの北海道旅行は大丈夫?知事が注意報を出したらどうなるの?

北海道では、政府が定めた基準を満たすことなく、5月25日に緊急事態宣言が解除されました。

そのため、感染の拡大を懸念する声もありましたが、今のところ大丈夫なようです。

しかし、新規感染者は毎日のように一定数が確認されています。

そして、札幌市を中心にした市中感染が拡大しているのではないか?との注意喚起も呼びかけられています。

そのような状況ではありますが、徐々に社会活動が緩和され、6月19日からはステップ2に移行し、プロ野球も開幕しました。

社会活動を緩和する基準に関しては曖昧な部分も多く、特に北海道や東京に対しては、全国と同様に緩和することを反対する声も多くあります。

また、今でも感染経路が不明な新規感染者が確認されている北海道の鈴木直道知事は「注意報」を出すことを検討しているようです。

そのような北海道ですが、夏休みに旅行するのは大丈夫なのでしょうか?

そしてもし「注意報」が出たらどうなるのかを調べていきたいと思います。

北海道での感染の現状は?

北海道では、札幌を中心に新規感染者が毎日のように確認されています。

特に今問題になっているのが、「昼カラ」におけるクラスターの発生でした。

参考記事札幌の昼カラオケでスラスター発生!盲点となったその理由とは?

クラスター認定を受けた「昼カラ」を提供する飲食店の一部は、その店名も公表されました。

そのようなこともあり、北海道では、国の定めた緊急事態宣言の解除の基準である「直近の1週間で10万人当たりの新規感染者数が0.5人未満」という数字を現在まで1回もクリアしていません。

本当にダラダラと新規感染者数が確認されており、ネット上では北海道全体を叩くコメントもあります。

しかし誤解してほしくないのが、新規感染者のほとんどは札幌市を中心とする石狩地方で確認されているということです。

広大な土地面積を有する北海道のごく一部の地域であって、ほかの地域と一緒にされることに不満の声を上げる地元住民も多くいます。

例えば、函館市や旭川市、帯広市等の地域では、感染のリスクが低安心して旅行することも可能ということです。

とはいうものの、新規感染者が毎日確認され、しかも感染経路が不明なケースも増えているため、北海道全体でも予断を許さない状況が続いているのかもしれませんね。

北海道を旅行する場合は、どうしても札幌に立ち寄らないといけない場合が多いので・・・

知事が注意報を出したらどうなるの?

先ほども触れたように、新規感染者が毎日のように確認されている北海道でも、社会活動が緩和されることになりました。

ステップ1では、北海道内において、札幌との往来に関しては、慎重に対応するように道民に求めていました。

しかし、6月19日からステップ2に緩和されることにより、道内の移動も自由になったのです。

そうなると、札幌の感染が全道に拡大する可能性もあります。

とはいえ、ここで一気に北海道中の人が道内各地に移動することは無いのではないでしょうか。

そもそも、移動制限があったということを知らなかった人も多いはずです。

しかし、他府県との移動は増えるのかもしれませんね。

北海道から全国に感染を広げる可能性もありますし、逆に首都圏から道内へ感染が拡大する可能性もあります。

そういった意味では、北海道(特に札幌)だけは、ステップ2に移行するのが早かったのかもしれません。

感染状況は全国でも全く異なるので、その辺は臨機応変に対応しても良かったのではないでしょうか。

ところが、北海道の鈴木直道知事は「新北海道スタイル」という、感染防止対策と社会経済活動の両立を提唱しています。

参考記事新北海道スタイル|鈴木直道知事が道民に発信したその内容とは?

北海道経済はかなりダメージを受けており、鈴木直道知事も、社会経済活動の回復に重きを置いたのかもしれません。

とはいえ、感染防止対策のことも考えており、状況が悪化した場合には「注意報」を出して道民に対し注意喚起を呼びかけるようです。

おそらくは、その「注意報」はあくまでも呼びかけだけにとどまり、再度の自粛要請などには踏み切らないのではないでしょうか。

言ってみれば、東京の小池知事が出した「東京アラート」のようなものだと思います。

参考記事東京アラートとは何?内容や発動したらどうなるの?北海道は大丈夫?

結局のところ、「東京アラート」の発令に関しては、何の意味も無かったようですね・・・

夏休みの北海道旅行は大丈夫?

北海道はこれから暖かくなり、絶好の観光シーズンが到来します。

しかし、現状の北海道では、旅行に関しては十分に気をつける必要がありますね。

とりあえずは、札幌を避ければ問題は無いのではないでしょうか。

そして今後の感染状況にもよりますが、この状態が夏休みまで続けば、北海道旅行も大丈夫だと思います。

夏休みになっても、札幌での感染状況が今のように続いていた場合は、札幌以外の観光地に直接乗り込むのが無難ですね。

それぞれの地方空港に直接乗り込み、新千歳空港やJR札幌駅を避けることで、感染のリスクもかなり抑えられるのではないでしょうか。

夏休みの新千歳空港は、激混みだと思いますよ。

地方空港からレンタカーを借りて、北海道旅行を満喫してくださいね。

それともうひとつ、頭に入れておいてもらいたいのが、学校の夏休みの短縮です。

北海道の小学校では、夏休みが11日間(6年生は9日間)に短縮されました。

参考記事北海道(札幌)の小学校の夏休み期間は?水泳学習や運動会などはどうなるの?

つまり、その時期の北海道内の観光地は、子連れの北海道民でいっぱいになる可能性があります。

子供のいない人は、その時期を避けるべきですね。

もし子供がいる家族の場合は、北海道の学校の夏休みと重なる可能性が高いので、要検討となります。

とはいえ、それについては全国でも同じ状況だと思うので、夏休みの日数を考えると、近場の観光地を選択せざるをえません。

なお社会活動に関しては、8月1日をめどに、ほぼ緩和される予定となっています。

何とかこのままの状態を維持し、夏休みを満喫できる状態だと良いですよね。

おわりに

感染に関しては、北海道では予断を許すことができず、緊張状態は続いています。

とはいえそれも、受け取る側の意識に大きな差があり、まだ何となく外出を控えている人も多いのではないでしょうか。

緊急事態宣言が解除された札幌では、本当に多くの人が街にあふれかえっています。

そのほぼ全員がマスクはしていますが、やはり何となく感染が恐いですよね。

緊急事態宣言中に植え付けられた警戒心を解きほぐすということは、なかなか簡単ではありません。

徐々に旅行を楽しもうという余裕も生まれてくるのではないでしょうか。

しかし、決して完全に警戒心を解くことは無く、「新しい生活様式」を実践していくしかありません。

そして、北海道経済の復興のためにも、北海道旅行を楽しみましょう。

ちなみに我が家では、夏休みにルスツリゾート遊園地に宿泊することにしました。

参考記事ルスツリゾート遊園地の夏休み中の営業は?ホテルには宿泊できるの?

先ほども触れた混雑具合や天気が心配ですが、夏休みが短縮になった娘への、せめてもの慰めになってくれればと思います。

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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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