2021年5月31日に期限を迎える緊急事態宣言宣言ですが、同年6月20日まで延長される方針が発表されました。
対象地域は北海道を含む、9都道府県となっています。
全国的には新規感染者数が減少傾向にありますが、地域差があり、今後の対応に対しても予断を許す状況にはありません。
特に北海道、その中でも札幌市内に限っては、新規感染者数が高止まりの傾向が続いています。
本日、5月28日の札幌市内いおける新規感染者数は270人を超える見通しとなっています。
そこで今回は、5月に入ってからの北海道や札幌市の新規感染者数を振り返っていきたいと思います。
2021年5月1日以降の北海道の新規感染者数の推移
【北海道の新規感染者数（札幌市分）】
5月1日：180（131）
5月2日：324（244）
5月3日：114（88）
5月4日：233（201）
5月5日：179（126）⇒国に「まん延防止等重点措置」要請
5月6日：320（251）
5月7日：248（154）⇒政府「まん延防止等重点措置」適用決定
5月8日：403（277）⇒道内初の400人台
5月9日：505（326）⇒「まん延防止等重点措置」適用初日、『初の500人台』
5月10日：409（266）
5月11日：420（279）
5月12日：529（352）⇒酒類の提供「終日自粛要請」開始、『2度目の500人台』
5月13日：712（499）⇒『初の700人台』北海道、札幌市ともに過去最多更新
5月14日：593（346）⇒「緊急事態宣言」発令決定、過去2番目
5月15日：565（344）
5月16日：491（322）⇒「緊急事態宣言」発令
5月17日：372（210）
5月18日：532（377）⇒全道重症者最多42人に
5月19日：603（381）⇒ともに過去2番目更新、全道重症者最多43人に
5月20日：681（394）⇒ともに過去2番目更新、全道重症者最多46人に
5月21日：726（426）⇒北海道過去最多更新、全道重症者最多47人に
5月22日：657（408）⇒2日連続全国で最多、全道重症者最多49人に
5月23日：605（401）⇒3日連続全国で最多、全道重症者47人に
5月24日：365（193）⇒4日連続全国で最多、全道重症者48人に
5月25日：459（276）⇒全道重症者60人に
5月26日：550（369）
5月27日：569（387）⇒全道重症者56人に
※北海道の新型コロナウィルスについて⇒北海道HP
新規感染者の推移に関しては、曜日的な要因を加味すると、ほぼ横ばいのまま2週間以上が経過しています。
そして新規感染者数の数字がそのまま、1～2週間後に重症者や死亡者の増加に反映している状況となっています。
緊急事態宣言のさらなる延長はあるのか？
緊急事態宣言の延長が2021年6月20日まで延長されることになりました。
しかし、5月の新規感染者の数字を加味した場合、北海道や札幌市では、あまり楽観的にとらえることが出来そうにありません。
6月20日までの延長は今後約3週間となりますが、現時点から3週間前には、「まん延防止等重点措置」が適用となった時期と重なります。
その後、ゴールデンウィークの影響による感染者数の数字が増加したともいわれていますが、今回の感染拡大に関しては、変異株の影響も指摘されています。
特に目立つのが、学校やコールセンター、各種施設等の飲食店とは関係のない場所でのクラスターが多数発生しています。
それらの場所に対する策を講じない場合には、今後も同じ状況が続くのではないでしょうか。
そうしたことを踏まえると、北海道や札幌市の場合においては、全国と比べても新規感染者数が高止まりしており、6月20日までの緊急事態宣言の延長がさらに延びる可能性もありそうですね。
おわりに
今後の感染拡大に関しては、もはや誰にも想像することが出来ません。
しいていうのであれば、賛否両論ありますが、出来るだけ早期に多くの人へのワクチンを接種することしかないのかもしれませんね。
筆者もワクチン接種に関しては懐疑的であり、できれば避けたいという思いの方が強くありました。
しかし昨日、あきらめて1回目のワクチン接種を行ってきました。
1日経過した現時点では、腕に痛みを感じる程度でおさまっています。
ワクチン接種とその後の詳細に関しては、別記事にまとめてみたいと思います。
参考記事：新型コロナワクチン(ファイザー)接種を終えて|1回目及び2回目の副反応などの紹介!
一日も早い新型コロナウィルスの感染拡大が収束することを待ちましょう。
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