新型コロナウィルスの影響により、2020年のさっぽろ大通ビアガーデンの開催中止が早々に発表されていました。
しかし、7月に入ってから、規模を縮小した形で開催されることが報道されました。
疲弊した北海道経済の立て直しを図るべく、開催することに踏み切ったのでしょうか。
当然のことながら、感染防止対策には万全を期しての開催になるはずです。
そこで今回は、2020年のさっぽろ大通ビアガーデンの開催期間や感染防止対策などについて調べていきたいと思います。
もくじ
例年のさっぽろ大通ビアガーデン
まずは、例年開催されるさっぽろ大通ビアガーデンについて紹介しますね。
さっぽろ大通ビアガーデンの会場には13,000席が用意され、全国最大規模のビアガーデンとなっています。
例年の開催期間は7月下旬から8月のお盆までで、昨年は7月19日から8月14日まででした。
会場は5丁目~8丁目、10丁目~11丁目の6会場となっており、日本国内メーカーや世界のビールを堪能することができます。
当然のことながら、各会場の料理やイベントなども異なります。
どの会場でビアガーデンを堪能するかは、好みのビールメーカーや、各会場の料理の良し悪しで選ぶことになります。
ちなみに私は、これまで毎年、サッポロ黒ラベル一筋で、会場を決めていました。
5丁目会場
5丁目会場は「サントリー ザ・プレミアムモルツ ガーデン」となっています。
プレミアムモルツファンは、5丁目会場で決まりですね。
また、神泡カウンターが設置されており、ビールの泡の上に「麦芽エキス」でプリントアウトされたアートを楽しむこともできます。
ビール以外にもサントリーのハイボールやカクテル&チューハイ、ソフトドリンクも用意されています。
6丁目会場
6丁目会場は「ASAHI SUPER DRY BEER PARK」となっています。
スーパードライファンは、6丁目会場で決まりですね。
また、ここでは氷点下のスーパードライ「エクストラコールド」を堪能することができます。
ビール以外にもアサヒのカクテルやハイボール、ワイン、ソフトドリンクも用意されています。
7丁目会場
7丁目会場は「キリン 一番搾り ビアガーデン」となっています。
一番搾りファンは、7丁目会場で決まりですね。
この会場の名物は、背の高い「タワーピッチャー」なのではないでしょうか。
ビール以外にもキリンのカクテルやハイボール、チューハイ、ソフトドリンクも用意されています。
個人的には、料理は7丁目会場が一番魅力的だと思います。
8丁目会場
8丁目会場は「THE サッポロビヤガーデン」となっています。
サッポロビールファンは、8丁目会場で決まりですね。
ここでは、「クラッシック」、「黒ラベル」、「クラッシック富良野シトラス」、「北海道生ビール」、「SORACHI 1984」、「エビス プレミアムブラック」などの様々な種類のサッポロビールが楽しめます。
私は「黒ラベル」しか飲んだことがありませんが・・・
ビール以外にもサッポロビールのカクテルやハイボール、チューハイ、ソフトドリンクも用意されています。
料理に関しては、ノーコメントでお願いします。。。
10丁目会場
10丁目会場は「世界のビール広場」となっています。
ここでは、世界各国のビールを堪能することができます。
世界各国のビールに興味のある人は、10丁目会場で決まりですね。
ちなみに2019年には、STVラジオとコラボで様々な料理を提供していました。
11丁目会場
11丁目会場は「札幌ドイツ村」となっています。
札幌の姉妹都市ドイツ・ミュンヘンで行われる世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」公式ブリュワリーの樽生ビールを「札幌ドイツ村」で堪能できます。
香り豊かで味わい深いドイツ直輸入樽生ビールは魅力的ですよね。
また、料理に関してもソーセージをはじめとする本場のドイツ料理が豊富に用意されています。
全会場の中では、料理の種類が一番豊富なのではないでしょうか。
さっぽろ大通ビアガーデン2020の概要
2020年のさっぽろ大通ビアガーデンの開催に関しては、今までに二転三転してきました。
東京オリンピックのマラソンなどが札幌で行われることに決定してからは、ビアガーデンの開催が危ぶまれていました。
最終的には、規模を縮小して開催されることになりましたが、東京オリンピックが延期されたことで、通常通り開催することになったのです。
ところが、今度は新型コロナウィルスの影響によって、開催中止となってしまいました。
しかしここに来て、急遽、大幅に規模を縮小して開催されるとの報道があったのです。
さすがにコロコロと変わり過ぎているので、本当に開催されるのかも懐疑的になりますよね・・・
とりあえずは、今までに分かっている概要について紹介します。
開催期間
2020年のさっぽろ大通ビアガーデンの開催期間は、7月31日(金)から2週間の予定となっています。
詳細に関しては、後日、札幌市から発表があると思うので、追記したいと思います。
感染防止対策
2020年のさっぽろ大通ビアガーデンでは、例年のように多くの人が集まらないように、大幅に規模を縮小して行われる予定です。
例年であれば、先ほど紹介したように、6つの会場で開催されていました。
しかし、2020年のさっぽろ大通ビアガーデンは、8丁目会場のみで行われるそうです。
しかも、ソーシャルディスタンスを保つため、会場の席数も削減し、500席程度の完全予約制になりました。
当然のことながら、スタッフはマスクやフェイスシールドを使用するのでしょうね。
そうなると、真夏の炎天下では、熱中症になるリスクも高まります。
また、お客さんにも、それなりの制限などが課されるのではないでしょうか。
さっぽろ大通ビアガーデン2020開催への反応
さっぽろ大通ビアガーデン開催の報道を受けて、多くの札幌市民から批判の声が上がっています。
タイミングの悪いことに、東京での感染者数が連日100人を超えていたということもあったと思います。
開催に関しては、以下のような意見がありました。
・あまりにも危機感が欠如しているのではないか?
・規模を縮小することによて、かえって密な状態を生んでしまうのではないか?
・大通公園に近くに住んでいるので、開催を中止してほしい。
・お酒が入ると自制の効かない人が現れるのではないか?
・観光客がウィルスを運んでくる危険がある。
・さっぽろ雪まつりでの教訓を生かしていない。
などなど、そのほとんどが批判的な意見であり、賛成の意見は皆無でした。
しかし、感染予防対策を徹底すれば、さっぽろ大通ビアガーデンでクラスターが発生する可能性は限りなくゼロに近いのではないでしょうか。
私個人としては、賛成反対というよりも、さっぽろ大通ビアガーデンが生きがいの一つだったので、単純に嬉しく思っていました。
しかし、以上のような批判的な意見を目にすると、今年は我慢せざるを得ないと感じています・・・
おわりに
2020年のさっぽろ大通ビアガーデンについて調べてきましたが、どのような経緯で開催に踏み切ったのかが疑問に残ります。
そもそも誰のために行うのでしょうかね?
よくよく考えてみると、そこまで規模を縮小して、中途半端に開催するくらいなら、開催中止を貫いた方が良かったのではないか?と思えてきました。
そして、開催されたとしても、競争率が非常に高く、天候の良いビール日和の日に予約できる可能性はほとんどありません。
札幌市は週明けにも詳細を発表するそうですが、抗議の電話も多くかかってくるのでしょうね。
そして、札幌市民からの反対意見によって、再び開催中止になるような気がしてなりません。
少なくとも、札幌市長は今後襲ってくるであろう、流行の第2波・第3波への備えを考えることの方が重要だと思います。
経済のことを考えると、本当に難しい舵取りになるとは思いますが・・・
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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