新型コロナウィルスの感染がある程度収束し、社会経済活動の回復に舵を切っている韓国では、集団感染が発生し、新型コロナウィルスの第2波に襲われつつあります。
中国においては、感染の第1波が収束したこと自体が疑問視されていますが、各地で感染の拡大や小規模な都市封鎖が報告されていますよね。
そして日本においても、最近になってようやく感染が収束してきており、緊急事態宣言が解除される地域も出てきました。
しかし、解除されていない地域もまだあるため、再び感染の拡大に関しては警戒しておかなければばりません。
そして北海道では、今回の感染拡大がすでに第2波と言われており、全国の中でも収束のスピードが遅く、今でも一定数の新規感染者が出ています。
この第2波が収束したとしても、第3波に襲われることが確実視されていますが、その時期は秋口になるのではないかといわれてます。
北海道に限らず、全国的にも感染の第2波、第3波は必ず訪れることが指摘されていますが、その時期が気になりますよね。
そこで今回は、新型コロナウィルスの第2波、第3波について調べていきたいと思います。
北海道の新型コロナの感染状況
新型コロナウィルスの感染は日本でも拡大しましたが、その推移については全国でもマチマチでしたよね。
特に北海道においては2月下旬から感染者が増加し、北海道独自の緊急事態宣言が発令されることになります。
参考記事:北海道の鈴木直道知事がコロナで緊急事態宣言!その内容や影響を紹介
この最初の感染拡大については、2月上旬に行われた「さっぽろ雪まつり」の開催が原因だったとされています。
世界中から観光客が押し寄せたのですが、中国からも多くの観光客であふれかえっていました。
その後、会場で勤務していたスタッフや、九州などから訪れた日本人観光客の感染が発覚します。
北海道独自の緊急事態宣言の期間は2月28日から3月19日までで、3月下旬には新規感染者はゼロから1ケタ台で推移し、何とか収束することに成功しました。
ところが東京都では3月下旬から感染者が増加し、ほかにも感染者が増加した7都府県を対象に、政府が4月7日から緊急事態宣言を発令することになります。
幸いその時には、北海道での感染者数が少なかったのですが、その直後から感染者数が増加し、北海道と札幌市が4月12日から独自に緊急共同宣言を発令することになりました。
参考記事:北海道と札幌市が緊急共同宣言!GW期間の道内の旅行も自粛なの?
第2波と呼ばれた北海道での感染拡大も、第1波の時と同様にあっさりと収束してくるものだと思っていまいした。
ところが感染はいつまで経っても収束する気配を見せず、医療崩壊寸前のところまで追いつめられることになります。
そしてゴールデンウィークが終わった頃から、徐々に新規感染者数も減少に転じ、医療崩壊の危機を脱することになりました。
とはいえ、現在でも毎日の新規感染者は一定数確認され、緊急事態宣言を解除されるレベルまでには至っていません。
5月いっぱいで緊急事態宣言が解除されるのかが不安です・・・
感染拡大の第2波はいつ?
世界的に大流行している新型コロナウィルスですが、その感染拡大の時期には差がありました。
当初、中国で感染拡大が始まり、3月には収束したことになっています。
その後、欧米でも感染拡大が始まり、最近になってようやく収束の兆しが見えてきました。
そして今は、南米やアフリカで感染が拡大しつつあります。
このように、新型コロナウィルスの感染は、およそ半年をかけて世界中に拡大したことになりましたね。
ところが、中国や韓国では、すでに感染拡大の第2波に襲われつつあるのでないかとされています。
専門家によると、自粛を解除してから、およそ1ヵ月が経過すると、再び感染が拡大するとの指摘があります。
中国では社会経済活動を再開させるために、3月には感染拡大の収束を宣言していました。
中国の場合は国も広いため、一概にその宣言が正しかったのかは分かりませんが、都市封鎖などを解除しました。
そこからおよそ1ヵ月が経過し、4月に入ってから感染が徐々に拡大していった可能性があります。
そして5月に入ってからは、その事実を隠し通せなくなり、5月には感染拡大の第2波に襲われているとの報道を目にするようになりました。
つまり、専門家の指摘は当たっており、都市封鎖を解除し始めた国々では、感染拡大の第2波に襲われる危険性はかなり高いのではないでしょうか。
北海道でも、1回目の緊急事態宣言を解除してから、およそ1ヵ月後には感染拡大の第2波に襲われました。
その事実は世界中からも注目されており、各国における対応の参考にもされています。
それを日本に当てはめると、5月15日に一部地域を除いた緊急事態宣言の解除から、およそ1ヵ月が経過したあたりに、再び感染者数が増え始め、7月には感染拡大の第2波に襲われるということになります。
そこで再び、緊急事態宣言の対象地域が増えることになるため、感染拡大に対する危機意識を持ち続けなければならないということかもしれません。
北海道には変異した第3波が秋に襲来?
北海道では緊急事態宣言がまだ解除されていませんが、社会経済活動のことを考えると、5月31日には解除せざるをえないのではないでしょうか。
そして、先ほども触れたように、およそ1か月後の感染拡大を当てはめると、秋を待たずして、7月から8月には第3波に襲われる可能性があります。
そして、新型コロナウィルスは変異し、第1波や第2波の時よりも、さらに被害が大きくなることも指摘されています。
また、今回の新型コロナウィルスに対しては、終生免疫を獲得できないということが、専門家たちの一致した意見となっています。
仮に抗体を獲得できたとしても、その持続時間が非常に短いため、短期間のうちに再感染することもあるそうです。
つまりは、季節性のインフルエンザのように、毎年異なる型のインフルエンザが流行するのと同じようになるのではないでしょうか。
そのためには、新型コロナウィルスに対する特効薬の開発に期待するしかありません。
今現在、認可を待っている治療薬もありますが、今後はさらに新たな薬を開発し、新型コロナウィルスとは、共存していく生活を余儀なくされそうですね。
少なくとも年内は、感染の拡大と収束を繰り返す生活を覚悟する必要があります。
この先の見えない生活には、すでにうんざりした状態が続いていますが、安倍首相も話していたように長期戦になりそうですね。
おわりに
緊急事態宣言の一部地域での解除から、初めての週末を迎えました。
そして、今まで溜まっていたうっぷんを晴らすかのように、多くの人々が海などへ出かけているニュースが流れていました。
警戒心が全くなく、そのような行為を咎めるコメントも多くあります。
とはいえ、どこかで気分転換を図らないと、精神的に参ってしまいますよね。
現場で奮闘している医療従事者からすると言語道断だとは思いますが、本当に難しい判断だと思います。
しかしその結果は、1ヵ月もすると分かるのかもしれません。
感染拡大の第2波、第3波は必ず来ると言われています。
そして日本では、ちょうど夏から秋にかけての行楽日和と重なるのではないでしょうか。
そこで再び自粛生活を送らなくならなければならないということは、かなり辛いことですよね。
特に北海道ではその短い夏を楽しむために、もうしばらくは外出を控え、自粛を心掛けるしかありません。
このような生活が2~3年続く可能性もありますが、ほどほどに気分転換を図りながら、この難局を何とか乗り越えていきましょう。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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