10万円給付の札幌市での申請はいつから?支給は6月中になるの?

4月30日に一律10万円給付の補正予算案が成立し、5月1日からは申請を開始するとのアナウンスがありました。

しかし、申請日に関しては全国一律ではなく、各市町村によってかなりの幅があります。

同じ北海道内においても、申請日はバラバラで、札幌市での申請開始日がいつになるのか気になりますよね。

そこで今回は、札幌市における申請開始日や支給がいつになるのかを調べていきたいと思います。

申請方法は?

まずは簡単に申請方法について紹介しておきますね。

申請方法には二通りあり、郵送申請オンライン申請となります。

マイナンバーカードを所有している人については、オンライン申請が可能となり、手続きが簡素化され、支給も早く行われるとされています。

マイナンバーカードを所有していない人においては、各市町村から申請書が郵送されてきます。

それを返送してから審査が始まるので、実際の支給までには時間がかかります。

それぞれの申請方法について、もう少し細かく説明しますね。

オンライン申請

まずは、マイナンバーカードを所有し、オンライン申請が可能な場合の申請方法です。

オンライン申請の場合には、マイナンバーカードを読み取るための「PC用ICカードリーダー」か「NFC(近距離無線通信)に対応するスマートフォン」が必要となります。

そして、マイナンバーカードのオンラインサービスである「マイナポータル」にアクセスしてください。

そこで、振込先の金融機関の口座情報などを入力し、口座確認書類等をアップロードすることで、オンライン申請は完了となります。

(本人確認に関しては、電子署名により行われるため、本人確認用の書類等は必要ありません。)

ここで急いで、新たにマイナンバーカードを申請したとしても、交付までには1か月以上かかるので、郵送申請による手続きの方が早く済みそうですね。

しかし、郵送申請の受付が遅い市区町村の場合は、支給時期があまり変わらないのかもしれません。

郵送申請

そして、郵送申請の場合ですが、各市町村から申請書が郵送されてきます。

申請書には記載例がありますが、右側に給付の要不要のチェック蘭があります。

間違って、不要にチェックを入れないように注意してくださいね。

(もちろん、給付金が必要の無い人の場合はチェックしても構わないのですが、返送する意味がありません。)

申請書に必要事項を記入し、以下の書類と合わせて返送してください。

・運転免許証などの本人確認用書類のコピー

・振込先の金融機関や口座情報が確認出来る通帳やキャッシュカードのコピー

※水道料金の引き落としなどに使っている世帯主名義の口座の場合は不要

札幌市での申請開始や支給はいつから?

北海道内においては、東川町で4月28日から申請を開始し、4月30日には支給が始まりました。

何と、全国で一番早い対応となっています。

札幌市と比べると、人口が少ないという点もありますが、全国で一番ということには感心させられますよね。

それに比べ、札幌市の対応が気になるところです。

そこで、現時点(5月4日)での札幌市の対応をホームページにて確認してみました。

そこには、あまりにもガッカリする内容が記載されていたのです。

申請開始日

郵送における申請受付時期に関しては「5月中旬から順次発送予定」とのこと・・・

5月中旬って、それまでに何も準備してこなかったのでしょうか。

しかも、予定という文字には、怒りすらおぼえます。

5月中旬からということなので、遅い所では6月に入ってしまうのかもしれませんね。

そしてさらに驚くべきことに、オンライン申請に関しては、「受付時期は未定」!?

申請受入体制が整うまでしばらくお待ちください」とのことですが、言葉を失ってしまいました・・・

生活に困窮している人たちのためにも、いち早く支給するべきなのですが、本当に何を考えているのでしょうか。

※追記

札幌市での申請書の発送は5月18日から順次始まりました。

そして、申請後に概ね7日から10日で、指定口座に振り込まれるようです。

しかし現在では、申請数があまりにも多すぎるため、振り込みにはさらに時間がかかると記載されていました。

申請者に対しては、遅くとも6月中には振り込みが完了されるのでしょうか・・・

なお、オンラインでの申請は5月29日からとなっています。

支給はいつ?

札幌市における申請開始日がこの有様なので、支給に関しては早くても6月になってしまいます。

もちろん支給日に関しては、札幌市のホームページには明記されていません・・・

麻生政権時代に実施された、定額給付金の際にも、札幌市の対応は全国でも遅い方でした。

全国の中でも遅いということは、札幌市の人口が多いという言い訳は出来ません。

札幌市民はそのことを分かっており、怒りを通り越して呆れ果てています。

本当に、東川町の対応の早さを、少しでも見習ってもらいたいですよね。

申請期限に注意!

今回の10万円給付に関しては、申請期限が設けられていました。

各市町村の申請開始日から「3か月以内」ということです。

10万円給付が決定するまでに、かなりの時間を要しておきながら、申請期限が3ヵ月以内ということには驚かされますよね。

情報弱者の方や、今回のことで精神的にダメージを受けている人は、10万円給付のことを知らない人も多いはずです。

さらには、申請方法などが良く分からないために、申請までに時間を要する人も多いのかもしれません。

何らかの理由で、3か月以内に申請できなかった人を、バッサリと切り捨ててしまうのでしょうか。

さすがに、そのような場合には、何らかの救済措置が講じられると思いますが、もう少し申請期限を延ばすべきだと思います。

おわりに

札幌市の対応の遅さに関しては、今回の10万円給付に限ったことではありません。

学校の対応に関しても、何となく後手後手になっており、保護者もそれに振り回されている状況です。

それに関しては、札幌市教育委員会の問題でもあるのですが・・・

それらの対応の遅さと関係づけることは良くないことだとは思いますが、それが現時点での札幌市の感染者数の多さのような気もします。

何はともあれ、10万円給付に関しては、一刻の猶予も残されていない人が多くいます。

もちろん、役所の人たちも頑張ってくれていると思うのですけどね。

今後仮に、さらなる給付金が出る場合には、札幌市の対応の遅さが改善されていることを願っております。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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