※この記事は2020年の際の記事のため、最新の情報とは異なります。
緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大しました。
政府は全国一斉の臨時休校の要請はしませんでしたが、臨時休校に踏み切る自治体も出ています。
緊急事態宣言のとりあえずの期間は、ゴールデンウィークの最終日である5月6日までとなっています。
その期間に合わせて、臨時休校になっているところが多いですよね。
果たして、5月6日で緊急事態宣言解除され、学校も再開するのでしょうか。
それによっては、運動会や修学旅行などの学校行事にも影響が出てしまいますよね。
そこで今回は、学校の行事がどうなるのかを調べていきたいと思います。
緊急事態宣言はいつ解除されるの?
4月7日に7都府県を対象地域に指定した緊急事態宣言が発令されました。
しかし、対象地域からの人の移動が目立つようになり、ほかの地域でも感染の拡大が確認されるようになります。
そして感染者数はかえって増えてしまいましたよね。
それを受けて、人の移動をさらに制限するために、4月16日には全国に対象地域を広げました。
感染者数の少ない自治体の首長は不満げでしたが、仕方のないことですよね。
それによって、全国民の危機意識が高まり、人の移動をかなり制限することが可能になります。
とはいえ、緊急事態宣言が発令されたからと言って、急にその効果が表れるわけではありません。
目安としては、およそ2週間後になるのではないでしょうか。
2週間後であれば、ゴールデンウィークが終わるまでには、まだ1週間が残されています。
政府はその1週間で、緊急事態宣言の対応を検討するのではないでしょうか。
しかし、専門家の多くは、5月6日までで緊急事態宣言を解除することは困難だと指摘しています。
状況は異なりますが、北海道がまさによい例なのではないでしょうか。
北海道では独自の緊急事態宣言を2月28日から3月19日まで続けました。
その後は新規の感染者数が1日に一桁で推移し、感染が収束してきたと安心していたのです。
ところが、春に人の移動が増え、4月からは徐々に新規の感染者数が増加していきました。
政府が緊急事態宣言の対象を全国に広げた時には、北海道では過去最高の新規の感染者数を出すことになります。
完全に第二波に襲われた形となってしまいました。
ということで、今回の緊急事態宣言の解除に関しても、かなり慎重に検討する必要がります。
北海道における学校行事の対応
北海道では、1回目の緊急事態宣言を解除した後は、経済の回復と感染拡大の予防を同時に行うという「北海道スタイル」を鈴木知事が提唱していました。
参考記事:緊急事態宣言が解除された北海道の現状を紹介!再度の発令の可能性は?
そして、4月の始業式からは通常通り学校が始まりました。
それもつかの間、始業式の翌週からは再び臨時休校になってしまったのです。
4月に入ってからの札幌市での新規感染者数の増加を見ていると、時間の問題だとは思っていましたが、案の定、あっという間に臨時休校です。
このまま5月6日まで臨時休校が続きますが、とてもそれまでに感染拡大が落ち着くような気がしません。
北海道教育委員会でも同様の判断をしたのでしょうね。
ということで、今後の学校行事に関しては当面見合わせるよう、小・中・高校に通知しています。
当面見合わせるよう行事は
・運動会や体育祭などの体育行事
・宿泊を伴う修学旅行や宿泊研修
・学校祭などの文化的行事
となっています。
ちなみに北海道では5月下旬から6月にかけて運動会が行われるところが多く、娘の小学校でも5/23(土)の運動会は実施されません。
また、6/11・12に予定されていた宿泊合宿が見送られました。
さらには、7/9・10に予定されていた6年生の修学旅行も見送られています。
それらの行事に関しては、延期になるのか中止とするのか検討するそうですが、北海道は寒くなるのが早いので、延期の可能性は低いのかもしれません。
感染が収束してくるのは、秋以降になるということを予想しているのでしょうね。
そして冬が来ると、再び新型コロナウィルスが蔓延してくる可能性もあります。
しかし全国的には、感染者の少ない地域もあるので、学校の行事には影響しないところも多いのかもしれませんね。
新型コロナウィルスの終息はいつ?
新型コロナウィルスの症例が多く報告され、研究も進んでいることで、その特性が徐々に明らかになってきました。
とはいえ、未だに不明な部分が多く残されており、感染の拡大を止めることが出来ていません。
とりあえずできることと言えば、今あるアビガンなどの薬で治療することくらいですよね。
参考記事:アビガンはいつから使用可能?コロナウィルスへの効果や副作用は?
ワクチンの開発には、早くても1~2年かかると言われています。
それまでの間は、新型コロナウィルスが猛威を振るい、そして収束するという繰り返しになるのかもしれません。
そう考えると、日本では、新型コロナウィルスの流行が始まったばかりで、年内はこのような状況が続く可能性があります。
新型コロナウィルスのワクチンが開発されてから、普通の生活が徐々に戻ってくるのではないではないでしょうか。
とはいえ、日本を含めた世界中の経済的な影響は計り知れません。
そして、経済の回復にはさらに長い時間がかかります。
そう考えると、普通の生活が戻るのには、まだまだ時間が必要なのかもしれませんね。
とりあえずは、明るい普通の生活が再び訪れることを期待して待ちましょう。
おわりに
3月頃には、新型コロナウィルスが日本でもここまで流行するとは、思わなかったのではないでしょうか。
私も特にそこまで楽観的には捉えていなかったのですが、その状況は徐々に悪化しています。
ゴールデンウィークに予定していた旅行は、ギリギリ大丈夫だと思っていました。
どうやら、それだけでは済みそうにありません。
そして、子供たちの学校行事も徐々に無くなっている状況です。
特に修学旅行は、学生にとっては大きなイベントですよね。
そして今後懸念されているのが、夏の甲子園です。
ほかにも学生スポーツが沢山ありますが、最終学年の選手たちは本当に可哀想だと思います。
今回の新型コロナウィルスは、本当に多岐に渡って影響を及ぼしていますよね。
そして、来年の東京オリンピックは、果たして開催されるのでしょうか・・・
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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