ラフィラ(札幌)跡地に映画館が進出!複合施設の完成時期などを紹介!

札幌の人気スポットの一つとして、長年にわたり愛され続けてきた「ススキノラフィラ」。

しかし、建物の老朽化が進み、2020年5月17日に営業を終了しました。

そこで気になるのが、その跡地に何ができるのかということですよね。

そして先日、跡地に映画館が進出することが明らかになりました。

新たな人気スポットが出現することに期待感が膨らみます。

そこで今回は、跡地の新たな複合施設についてや完成時期などを紹介していきますね。

ススキノラフィラ(札幌)について

まずは、新しい複合施設の紹介の前に、ススキノラフィラについて振り返っていきたいと思います。

ススキノラフィラ(札幌)の場所

住所は「〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西4丁目4−12」。

北海道で一番大きな繁華街である「すすきの」のど真ん中ですね。

まさに、「ススキノラフィラ」は、すすきのを象徴する存在でした。

札幌市民であれば、必ず1回は訪れたことがあるのではないでしょうか。

それだけに、その跡地の再開発には、多くの注目が集まっています。

ススキノラフィラ(札幌)の歴史

・1974年(昭和49年):「札幌松坂屋」として開店。

・1979年(昭和54年):イトーヨーカ堂が札幌松坂屋と業務提携し、「ヨークマツザカヤ」と改称。

・1994年(平成6年):「ロビンソン百貨店 札幌」と改称。

・2002年(平成14年):ロビンソンゾーンリニューアル。専門店街ラフィラグランドオープン。

・2008年(平成20年):「ロビンソン百貨店」の閉店を発表。

・2009年(平成21年):「ロビンソン百貨店:が閉店し、「ススキノラフィラ」と改称。

・2020年(令和 2年)5月17日:「ススキノラフィラ」の閉店。

札幌松坂屋時代から続いた46年という歴史があるので、その時代時代に応じて、印象に残る店名で記憶しているのではないでしょうか。

私は1994年に北海道へ来たので、いまだに「ロビンソン百貨店」という店名が強く残っています。

最近やっと、「ラフィラ」という店名に慣れてきたところだったのですが・・・

ススキノラフィラ(札幌)のフロア

・屋上:スカイガーデン365

・8階:グルメコート、ラフィラホール、文化教室

・7階:グルメコート

・6階:リラックス&ビューティ・生活雑貨

・5階:メンズファッション、書籍・楽器、文化教室

・4階:ミセスクロージング、文化教室

・3階:ヤングカジュアル、文化教室

・2階:カジュアル&文芸・手芸・雑貨

・1階:コスメ&ドラッグ、服飾雑貨

・地下1階:イトーヨーカドー食品売場

・地下2階:ラフィラマルシェコート

27,102㎡という敷地面積を有し、様々なお店が集結しており、老若男女を問わず、多くの人が集まる場所でした。

そして何といっても、地下鉄南北線の「すすきの駅」に直結しているということが大きいですよね。

これだけの好立地に恵まれた場所は、札幌の中でも稀なのではないでしょうか。

複合施設の概要

「ススキノラフィラ」跡地の複合施設について、先日概要が発表されました。

東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンが共同で進めている「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」という跡地の再開発です。

新しい複合施設の下層階には、イトーヨーカドーなどの商業施設が入る予定です。

中層階には、シネマコンプレックスの「TOHOシネマズ」が道内初進出する予定です。

そして上層階には、大手ホテルチェーンの「東急ホテルズ」が運営するホテルが入る予定となっています。

複合施設のビルの高さや階数などの詳細は明らかになっていません。

とはいえ、かなり立派な複合施設になることが期待できますよね。

その中でも目を引くのが、「TOHOシネマズ」の道内初進出です。

「TOHOシネマズ」の発表

・非日常的な空間を意識した施設設計、最新設備の導入。

・多様なニーズに応えるべく上映作品において、人気のハリウッド大作や邦画をはじめ、日本のアニメ作品、単館系と言われるアート作品などバラエティに富んだラインナップを上映する予定。

・コンサートや演劇、スポーツのライブビューイング(生中継)などの 非映画コンテンツの上映にも積極的に取組む。

以上のような計画を発表しており、想像しただけでも本当にワクワクした気分にさせてくれます。

JR札幌駅のステラプレイスにある「札幌シネマフロンティア」よりも大規模な施設になりそうですね。

複合施設の完成時期

「ススキノラフィラ」の解体工事は2020年6月25日から始まりました。

そして、2021年の夏から新しい建物の建設工事が始まる予定となっています。

複合施設の完成時期については、2023年の夏以降となり、秋にはオープンする予定です。

新型コロナウィルスに対する特効薬やワクチンの開発には2~3年かかると言われています。

オープンはちょうど3年後の秋なので、新型コロナウィルスに対する感染予防対策なども確立されており、絶妙なタイミングなのではないでしょうか。

また、その頃には海外との渡航制限もほぼ解除されているはずです。

国内外からの観光客がすすきのに戻り、活気に満ち溢れている光景が想像できますよね。

札幌駅周辺へ流れ気味だった人の動きも、再びすすきの周辺へ流れが戻ることになるのではないでしょうか。

当然のことながら、複合施設内には多くの飲食店も出店するはずなので、食事にも困ることはありません。

複合施設内で朝から晩まで遊び、夜は上層階のホテルに宿泊する人も増えそうですよね。

もしかしたら、ホテルには温泉施設なども作られるのかもしれません。

最上階の屋外露天風呂から、札幌の夜景を楽しむことができるのかもしれませんね。

想像を膨らますと、余計に期待値が大きくなっていましまいました。

その期待値を超えるような複合施設がオープンしてくれることを願っております。

おわりに

今回は、人気スポットである「ススキノラフィラ」や跡地の複合施設について紹介してきました。

個人的にも職場が近いので、頻繁に「ススキノラフィラ」を利用していました。

それだけに閉店というニュースを聞いた時には、大きなショックを受けましたね~。

また、グルメコートやお総菜店も良く利用していたので、かなり不便になっていました。

その跡地には、普通にホテルなどが出来るのではないかと想像していましたが、それをはるかに超える複合施設のオープンには、大いに期待しています。

新型コロナウィルスの影響ですすきの周辺では大きなダメージを受けており、このまますすきの周辺も衰退してしまうのではないかと危惧していました。

そこへ新たな複合施設の出現というニュースは、本当に明るい気持ちにさせてくれます。

今後もしばらくは厳しい状況が続くとはおもいますが、3年後のオープンを楽しみに頑張るしかありませんね。

複合施設の詳細に関しては、徐々に明らかになってくると思うので、分かり次第、追記か別記事にまとめてみたいと思います。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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