北海道(札幌)の小学校の夏休み期間は?水泳学習や運動会などはどうなるの?

緊急事態宣言が発令され、全国の学校では臨時休校が余儀なくされましたよね。

その穴埋めをすべく、地域によっては早々に夏休み期間の短縮を発表していました。

そして北海道(札幌)でも、小学校などの夏休み期間の短縮が発表されることになります。

また、夏休みの短縮だけではなく、水泳学習や運動会などの学校行事についても、その取扱いが発表されました。

今後の感染状況によっては、それらも変更される可能性があります。

しかし、とりあえずはこのままの状況が続いて欲しいですよね。

そこで今回は、小学校の夏休み期間や学校行事についての決定事項を紹介していきたいと思います。

北海道(札幌)の小学校の夏休み期間は?

長期間に渡った臨時休校により、そのカリキュラムを消化すべく、夏休み期間の短縮は避けられません。

しかし、地域によってその期間が異なっており、夏休みの短縮だけではなく、冬休み期間の短縮についても言及している地域がありました。

参考記事北海道(札幌)の学校はコロナの影響で夏休みが短縮かなくなるの?

北海道(札幌)では、もともと冬休み期間が全国と比べても長いため、冬休み期間の短縮についても、いずれ発表されることは間違いありません。

とりあえず、6月1日から小学校が再開されましたが、学年ごとの時間差登校で、授業数の短縮は続いています。

そして、6月15日からは通常通りに戻る予定ですが、同時に夏休みの短縮が以下のように発表されました。

【当初】

7月25日(土)~8月18日(火)

【変更後】

8月8日(土)~8月18日(火)

7月27日(月)~7月31日(金)は通常授業(給食あり)

8月3日(月)~8月7日(金)は午前授業(給食なし)

なお、小学6年生については、8月17日(月)と8月18日(火)にも午前授業(給食無し)があります。

終業式:8月7日(金)

始業式:8月19日(水)

つまり、夏休みの期間は、25日から11日(小6は9日)に短縮されました。

なんと、6年生の夏休み期間は、たったの9日間です!

全国でもかなり短い期間なのではないでしょうか。

小学校最後の夏休みなので、その短い期間を有意義に過ごしてもらいたいですよね。

あとはその期間の天候によっても大きく左右されると思うので、せめてその期間だけは、天候に恵まれてもらいたいと思います。

水泳学習や運動会などの学校行事は?

学校行事については、その小学校の生徒数によっても変わりますよね。

ちなみにうちの娘が通っている小学校は、全校生徒が1000人弱もおり、札幌市内でもマンモス校となっています。

そうなると、何かあるたびに必然的に密の状態が生まれてしまいます。

運動会

密の状態が顕著となるのが運動会ですね。

児童1人に見学者として、両親や祖父母が集合するため、場所の確保が困難なほど超過密な状態になり、トイレでは長蛇の列ができていたほどです。

平時ですらその状態なので、感染のことを考えると、本当に恐ろしいことですよね。

ところが今年の運動会は、臨時休校のために中止となりました。

運動会嫌いの娘は、ひそかに喜んでいたのですが・・・

しかしその代替案として、例年通りの本格的な運動会ではありませんが、9月中旬に体育の授業の延長のような様子を見学するという試みが行われるようです。

対象は全学年となっていますが、おそらくは、学年ごとの見学会となるのではないでしょうか。

それでも、1学年に150人前後の生徒がおり、見学者をわせると500人は超えてしまいます。

まだ先の話なので、学校側も今後、その対策を検討するのでしょうね。

水泳学習

水泳学習については、感染防止対策が困難なため、中止となっています。

プール自体の開放も中止となっているため、今年の夏は娘の泳ぐ機会がありません。

昨年までは、娘を短期の水泳教室に通わせており、娘も泳ぐ楽しさを感じていたところでした。

そもそも北海道では、泳ぐ機会が限られているため、どこかで泳ぐ機会を作ってあげたいところなのですが・・・

個人的には、プールでの感染リスクは高いと思わないのですが、学校側の判断に従うしかありませんね。

高学年のクラブ活動

4・5・6年生のクラブ活動に関しては、1学期中は中止となっています。

感染の状況によって判断し、夏休み明けから、通常通り行われるのかもしれません。

参観懇談

全学年を対象とした参観懇談は、8月以降に行われる予定となっています。

ただしこちらも、感染状況により判断するとのことです。

4年生の社会科見学

4年生の社会科見学に関しては、10月中旬に予定されています。

しかし、公共交通機関を利用し、施設での見学を行うことになります。

4年生だけでもその生徒数が多いので、施設側の密への対策が困難なのではないでしょうか。

結局は、クラスごとで行う方法しかないですよね。

5年生の宿泊学習

5年生の宿泊学習ですが、小学校に入学して初めて、友達同士だけで宿泊するという一大イベントです。

10月中旬に貸し切りバスで現地へ向かい、宿泊する予定となっています。

しかし現時点では、宿泊施設側の密対策を行った、受け入れ人数を大きく上回っている状態です。

代替案を検討中ということですが、宿泊が絡んでくると、かなり難しいのかもしれません。

生徒数が少なければ問題無かったのですが・・・

6年生の修学旅行

6年生の修学旅行は、小学校での最後の思い出作りとしては、欠かすことができませんよね。

10月上旬に予定していますが、こちらも貸し切りバスや宿泊側の受け入れ状況によるため、現時点では結論が出ていません。

6年生の修学旅行に関しては、スケジュール調整も困難だとは思いますが、何としてでも実現させてあげることは出来ないのでしょうか。

小学校の先生も大変!

札幌市内の小学校は、普通に春から新学期が始まりましたが、翌週から臨時休校になってしまいました。

我々保護者もある程度は覚悟していたのですが、実際に臨時休校が始まると、その生活が一変してしまいます。

もちろん、小学校の先生方も臨時休校中の方が色々と大変なのだろうと思ってました。

そして、そのことを小学校の先生の知人に尋ねてみたところ、臨時休校中は時間的に余裕があるとのこと。

そんなものなのかと感じましたが、学校が再開したとたんに、知人は疲れ切った表情に変わっていました・・・

通常よりも詰込みのカリキュラムをこなさなければならず、相当大変なのでしょうね。

そして、生徒と同様に、夏休みも短縮されてしまいます。

先生は夏休み中も新学期に向けた仕事などに追われ、お盆休みすらないのかもしれませんね。

新学期が始まってからも、その状況は続き、なおかつ先ほど触れた学校行事に関しても対応していかなければなりません。

さらには、冬休みも短縮される可能性が高いため、新年度を迎えるまでは、トップギアで走り続ける状況なのではなでしょうか。

そう考えると、ただでさえ小学校の先生は、大変な職業だと思っていたのですが、体調や精神状態に異常をきたしてしまう心配もあります。

新年度までは、担任の先生のことも気遣いながら、小学校の運営を温かい目で見守る必要もあるのではないでしょうか。

あとは、感染が再度流行しないことを願うだけですね。

おわりに

今回は、札幌市内の小学校の夏休み期間の短縮や学校行事などについて紹介してきました。

緊急事態宣言が発令されたことによって、多くの人が普通の生活を送れなくなりましたよね。

さらには、生活が厳しく、困窮している人たちも多くいます。

このように様々なところに影響を及ぼしており、学校の先生方も例外ではありませんでした。

そして何といっても一番かわいそうなのは子供たちですよね。

札幌市では、いまだに新規感染者が毎日のように一定数確認されている状況が続いています。

本当に予断を許すことは出来ませんが、とりあえずは前に向かって進むしかありません。

そして、子供たちの短くなった夏休みをいかに有効に活用するかですよね。

逆にそれだけ、密な状況を生み出してしまう可能性もありますが・・・

本当に難しい判断とはなりますが、北海道の短い夏を満喫しましょう。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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