※この記事は2020年の際の記事のため、最新の情報とは異なります。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、東京オリンピックの延期が発表されましたね。
その延期に関しては、日程の調整が難しく、なかなか決まらないのではないかと言われていました。
ところが、延期が発表された6日後の3月30日には、東京オリンピックの新しい日程が決まることになります。
コロナウィルスの影響に対する政府の対応と比べると、あまりのスピードの速さに驚かされますよね。
そして、札幌市民にとっては、嬉しい知らせもありました。
小池都知事は、マラソンと競歩を東京で行うと意気込んでいましたが、結局は札幌で行われることになったのです。
そこで今回は、東京オリンピックの延期された日程などについて調べていきますね。
東京オリンピックの延期日程
当初の東京オリンピックの日程は、2020年7月24日に開会式が行われ、8月9日に閉会式が行われる予定でした。
また、パラリンピックは8月25日から9月6日までの会期となっていました。
当初、安倍首相は、東京オリンピックを予定通り行う予定で、やる気満々でしたね。
ところが、新型コロナウイルスの感染が、徐々に世界中に拡大していきます。
そして、東京オリンピックを強行しようとする安倍首相に対して、非難の声が集まり始めました。
さらには、ボイコットを表明する国も出てきてしまいます。
最終的には、トランプ大統領に促されるような形で、3月24日に安倍首相はオリンピックの延期を発表しました。
参考記事:東京オリンピックの延期決定!経済損失や様々な影響などを調査
もちろん、中止するという選択肢はなく、概ね1年後の開催を目途に延期しましたね。
その発表を受け、様々なところで、日程的に不可能と言われていたのです。
夏の開催はかなり厳しく、春か秋の開催が濃厚なのではないかと言われていました。
そして、日程の調整には、かなりの時間を要するのではないかとも言われていました。
ところが、それから1週間も経たないうちに、延期した東京オリンピックの日程が発表されることになります。
しかも、当初の開催日とほとんど変わらない日程だったのです。
その新しい日程は、2021年7月23日から9月5日までとなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、重大な局面に立たされているさなかの発表だったためか、あまり大きなニュースにはなりませんでしたね。
安倍首相と小池都知事の、東京オリンピックに対する迅速な対応には、何ともいえない気持ちにさせられます。
この期に及んでの、優先順位というものを分かっていないのでしょうか・・・
とはいえ、東京オリンピックの延期日程が決まったということは喜ばしいことでもあり、少し明るいニュースになったと思います。
マラソンと競歩が札幌で開催!
2019年11月1日に紆余曲折を経て、マラソンと競歩の開催が札幌に決まりました。
参考記事:東京オリンピックのマラソンが札幌に決定!日程やコースは?
それを受けて、札幌市民は非難の的となってしまいましたね。
我々札幌市民にとっては、頼んでもいないのに、非難されながらの札幌での開催を望んではいなかったのです。
さらには、札幌で開催する追加費用に関しても、北海道や札幌市の税金が使われるということに複雑な思いでした。
ところが不思議なもので、時間が経つにつれて、徐々に嬉しさが込み上げてきたのです。
マラソンのコースも決まり、どこで観戦しようかとワクワクしてきました。
そうなると、むしろ追加費用を出してでも、マラソンや競歩を観戦する意義があります。
しかし、年が明け、新型コロナウイルスの感染拡大が始まってしまったのです。
日本では当初、北海道が最大の感染地域でした。
それによって、緊急事態宣言も出されてしまいました。
参考記事:北海道の鈴木直道知事がコロナで緊急事態宣言!その内容や影響を紹介
そのおかげで、北海道では感染の拡大が収束してきており、予定通りに札幌でのマラソンや競歩の観戦が出来るものだと信じていたのです。
しかし、東京オリンピックの延期が発表されてしまいました。
しかも、その日程が真夏を避ける可能性が高く、札幌での開催をほぼあきらめていたのです。
小池都知事も札幌では開催しないと明言していましたし・・・
結果的には、新しい日程はほぼ変わらず、札幌での開催も正式に決定しましたね。
今後どうなるのかは分かりませんが、とりあえず一安心です。
1年後の東京オリンピック開催の可能性は?
無事に東京オリンピックの新しい日程が決まりましたが、そもそも、1年後に開催できるのか?という意見も多くります。
新型コロナウイルスは猛威を振るっており、感染が世界中に拡大している最中ですよね。
今後は、アフリカや南米でも爆発的な感染拡大が濃厚だと言われています。
半年から1年かけて、世界中に感染が広がり、そこからさらに半年から1年かけて収束してくるのではないかとも言われています。
そして、完全な終息を迎えるのには、2~3年くらいかかるのではないかという意見もあります。
オリンピックは世界の祭典なので、世界中の国で感染が終息し、公平な環境の中で行わなければなりません。
それらのことを踏まえると、来年の7月にも、オリンピックの開催が困難なのではないでしょうか。
しかも、新型コロナウイルスは一度陰性になっても、再度陽性となるケースが多数報告されています。
そうなると、ますます先が見えませんよね。
先の見えないことで悩んでいてもしょうがないので、今は来年の東京オリンピックを楽しみに待つしかありません。
その前に、新型コロナウイルスをいかにうまく乗り越えるか、ということの方が重要になってきます。
とはいえ、東京オリンピック開催という、明るい希望を持つことも大切なのではないでしょうか。
おわりに
新型コロナウイルスの感染拡大が始まってからは、東京オリンピックに対する関心も一気に薄れていきました。
というか、あきらめざるを得ない状況に追い込まれていたということですかね。
しかし、安倍首相は中止とはせずに、延期という方向で動いてくれました。
少しでも可能性を残したということに関しては、国民も納得したのではないでしょうか。
それどころではないという状況に追い込まれている人も多いとは思いますが・・・
来週にも重要な政策会議を行うと話していましたが、今までは何をしていたのでしょうか。
安倍首相には、今回の東京オリンピックの際の対応のように、一刻も早い緊急経済対策を実施してもらいたいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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