日本で最大規模を誇る「さっぽろ大通ビアガーデン」。
札幌市民のみならず、北海道の内外からも多くの人が訪れる夏の一大イベントです。
当初、2020年の「さっぽろ大通ビアガーデン」は、オリンピックの影響で規模を縮小して開催される予定でした。
ところが、オリンピックが延期になったことで、「さっぽろ大通ビアガーデン」は例年通りの規模で開催されることが決まりました。
ところが、そこからまた一転し、新型コロナウィルスの影響により中止されることが決定してしまいます。
開催時期までには、まだ時間が残されていますが、かなり早い段階での決断ですよね。
確かに、今後の感染拡大を防ぐためには、長期的な視点で対応する必要があります。
そこで今回は、さっぽろ大通ビアガーデンについてや、他のイベントも中止になるのかを調べていきたいと思います。
もくじ
さっぽろ大通ビアガーデンについて
さっぽろ大通ビアガーデンは、1959年から始まり、札幌の夏の風物詩となっています。
大通公園5丁目から11丁目までが会場となり、約13,000席という国内最大級のビアガーデンです。
国内のビールメーカー4社を始め、世界のビールが味わえるエリアや、ドイツビールとドイツの郷土料理が味わえるドイツ村があります。
毎年7月中旬から約1か月にわたり開催されるため、その日の天気や気候に応じて多くの人が集まります。
2020年の開催期間は、7月22日から8月19日までの予定でした。
私も毎年夏には、最低でも必ず一回は「さっぽろ大通ビアガーデン」に行ってました。
天気の良い休日を狙い、あさイチからビール(サッポロ黒ラベル)を飲むことに、至福の喜びを感じていました。
札幌でオリンピックのマラソンが開催されることになり、「さっぽろ大通ビアガーデン」の開催が危ぶまれていた時には、マラソンよりも絶対にビアガーデンを優先するべきだと考えていたほどです。
そして今年の開催も楽しみにしていたのですが、さすがにショックですね・・・
札幌の夏は本当に短く、「さっぽろ大通ビアガーデン」が終わると、そこからは冬にめがけて一直線です。
北海道の厳しい冬を乗り切るためには、英気を養うための絶対に必要なイベントだったのです・・・
開催までには、まだかなり時間があるので、感染の拡大がある程度収束してきたら、開催は可能だと思うのですが、やはり無理ですかね。
そこで仮に収束してきたとしても、気を緩めるな!ということなのかもしれません。
もしかすると、今よりも状況がさらに悪化し、「さっぽろ大通ビアガーデン」と言っていられなくなるのかもしれませんね。
とりあえずは、今年は素直にあきらめて、来年の「さっぽろ大通ビアガーデン」を楽しみに待ちたいと思います。
他のイベントも中止なの?
全国でも様々なイベントが中止になったとのニュースが流れています。
札幌でも多くのイベントの中止が発表されつつあります。
さっぽろライラックまつり
第62回さっぽライラックまつりの中止が発表されました。
さっぽライラックまつりは昭和34年に始まりました。
翌年にはライラックが札幌の木にも選ばれており、札幌市民にも完全に定着しました。
また、札幌市民にとっては、厳しい冬から解放され、春の訪れを感じるイベントへと成長しています。
なお、開催期間は大通会場で5月20日~31日、川下会場で5月30日~31日の予定でした。
大通公園で開催されるイベントのトップバッターなのですが、出ばなをくじかれた形となり、非常に残念ですね。
YOSAKOIソーラン祭り
第29回YOSAKOIソーラン祭りの中止が発表されました。
YOSAKOIソーラン祭りは1982年から始まり、その規模は毎年大きくなっていきました。
そして今では、海外からの参加者も含め約3万人、そして約200万人の観客が集まるまでになっています。
開催期間が6月10日~6月14日ということもあり、早々に中止の決断が下されることになりました。
なお、今後の感染の収束が見えてきた場合には、秋ごろに代替イベントの開催を検討しているようです。
2021年には、6月9日から6月13日まで開催される予定なので、来年の開催を楽しみに待ちましょう。
すすきの祭り
第56回すすきの祭りの中止が発表されました。
すすきの祭りは、1965年から始まり、すすきの地区における一大イベントに成長しています。
歩行者天国となっている会場には、100軒もの屋台が立ち並び、短い夏を大いに楽しむことのできるイベントです。
また、連合太鼓やすすきの囃子、連合神輿渡御がイベントをさらに盛り上げてくれます。
開催期間は8月6日から8月8日までの予定でした。
屋台の料理は本当に美味しくて、それをつまみに飲むビールもまた格別です。
美味しくビールを飲む機会が奪われて、非常に残念です・・・
北海盆踊り
第67回北海盆踊りの中止が発表されました。
北海盆踊りは、1954年から始まり、今では海外からの観光客も多く参加するようになった夏のイベントです。
開催期間は8月10日から8月16日までの予定でした。
北海盆踊りが中止になったことで、札幌市内で行われる予定の他の盆踊りに関しても、中止になる可能性が高いですね。
狸まつり
第67回狸まつりの神輿渡御の中止が決まっています。
狸小路商店街における各イベントについては、今後の状況に応じて検討するそうです。
詳しくは、狸小路商店街のホームページをご覧下さい。
おわりに
北海道と札幌市による緊急共同宣言が出されてから2週間が過ぎようとしています。
しかし、北海道内(特に札幌市)での感染者数は増加しており、収束してくるまでには、まだしばらくかかりそうですね。
今後収束してくることは間違いなのですが、そこで気が緩むと、再び感染が拡大してしまいます。
年内はこうした状況が繰り返される可能性があります。
それを踏まえると、秋以降のイベントに関しても中止になるのかもしれません。
今年は残念ながら、毎年楽しみにしているイベントを我慢し、感染が収束してくるのを待ちましょう。
外出を控えることによって、ストレスは溜まりますが、来年のイベントに期待するしかありませんね。
今年我慢した分、来年のイベントはさらに盛り上がるのではないでしょうか。
また、ワクチンや新薬の開発が一刻も早く成功することを期待し、来年には安心してイベントを楽しみたいですよね。
今後も中止になるイベントが出てくると思うので、分かり次第、報告したいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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