北海道出身のお笑い芸人コンビ「トムブラウン」。
2018年のM-1グランプリでは、布川さんとみちおさんの「合体ネタ」が決勝進出を導きました。
そこから一躍注目を集めるようになりましたよね。
そして2019年には多くの番組にも出演することになり、多くの爪痕を残してきましたが、今後も活躍し続けることが出来るのでしょうか?
今回はそんな「トムブラウン」について紹介していきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう!
トムブラウン布川とみちおの出会いは?
まずは布川さんの簡単なプロフィールから紹介しますね。
「トムブラウン」ではツッコミ担当の布川さん。
「布川 ひろきさん」の本名は、布川 大起(ぬのかわ ひろき)さんとおっしゃいます。
生年月日は1984年1月28日なので、2019年の誕生日で35歳になりました。
北海道札幌市の出身で、北海道東陵高等学校を卒業しています。
身長は176㎝で血液型はA型です。
続いては、みちおさんのプロフィールです。
「トムブラウン」ではボケ担当のみちおさん。
「みちおさん」の本名は、道音 雄太(みちおと ゆうた)さんとおっしゃいます。
生年月日は1984年12月29日なので、2019年の誕生日で34歳になりました。
北海道札幌市の出身で、北海道東陵高等学校を卒業しています。
身長は170㎝で血液型はO型です。
布川さんとみちおさんは同じ「北海道東陵高等学校」を卒業しています。
「北海道札幌東陵高等学校」の住所は
〒007-0810 北海道札幌市東区東苗穂10条1丁目2−21
ということなので、二人の実家も高校と比較的近いところにあるのでしょうね。
ちなみに二人は、柔道部の先輩後輩という間柄でした。
布川さんは細身なので、あまり柔道のイメージがありませんよね。
しかし中学時代には、札幌市の柔道大会の個人戦で優勝しています。
そして、高校時代には個人ベスト16という成績を残していました。
講道館柔道初段の資格を持っており、その体の柔らかさから、寝技を得意としていたそうです。
一方のみちおさんは、体格がガッチリとしており、柔道経験者という風貌ですよね。
しかし柔道は高校時代から始めたそうです。
もともとは相撲をやっており、中学時代には全国大会でベスト32という成績を残しています。
背筋力が300㎏もあるそうなので、パワー柔道で相手をねじ伏せていたのでしょうか。
二人がテレビで体を張った企画にも果敢に挑戦している姿をみると、二人の根底には柔道魂があったのだと分かりますよね。
そんな二人ですが、すぐにコンビを結成したわけではありませんでした。
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トムブラウン布川とみちおのコンビ結成は?
二人の見た目からすると、みちおさんの方が最初にお笑いを始めたような印象を受けました。
しかし実際には、先輩の布川さんの方が高校時代からお笑いの世界に進もうと検討していたそうです。
そして、後輩のみちおさんが高校を卒業するタイミングで、布川さんの方からみちおさんに、コンビを組んでお笑いの世界に進もうと誘いました。
布川さんは、お笑いを始めるのなら、後輩のみちおさんとコンビを組もうと高校時代から決めていたのですね。
当時からみちおさんのキャラクターが強烈だったのでしょうか。
ところが、みちおさんはプロのスノーボーダーを志し、布川さんの誘いを断ってしまいました。
しょうがないので布川さんは別の人とお笑いコンビを結成し、札幌よしもとに所属することになります。
その後はコンビを解散し、ピン芸人「ぬのかわひろき」として活動を始めました。
一方のみちおさんは、着実にプロのスノーボーダーとしての階段をのぼっていました。
「全日本スキー連盟スノーボード検定1級」を取得し、インストラクターの資格を持つまでになります。
ちなみに「スノーボード検定1級」という資格は超難関であり、相当高度な技術力を必要とし、それに伴う運動神経にも長けていないといけません。
あのガタイの良いみちおさんが、白銀の雪の上を舞っている姿が想像できませんが・・・
しかし、プロの世界はそれほど甘いものではありませんでした。
あまりのレベルの違いを見せつけられたみちおさんは、プロのスノーボーダーの夢を断念します。
みちおさんもそこからお笑いの世界へ進むことを決意し、ピン芸人として活動を始めることになりました。
ちょうどその頃、布川さんは東京に進出しようと考えており、みちおさんに再度、コンビ結成を誘います。
そして、2009年1月にコンビを結成し、翌月の2月には二人で上京することになりました。
初めはフリーで活動していましたが、2010年7月から「ケイダッシュステージ」に所属し、「トムブラウン」のお笑いに磨きをかけていくことになります。
トムブラウン布川とみちおの合体ネタが斬新!
意気揚々と上京した「トムブラウン」でしたが、なかなかお笑いの方向性が見つからずに、色々と試行錯誤を繰り返していました。
しかも、ボケとツッコミが現在とは逆だったそうです。
現在のスタイルからだと想像できませんが、紆余曲折を経て、何とかたどり着いたスタイルだったのですね。
有名人やアニメキャラを合体させるネタも始めるようになり、徐々にそのネタを熟成させていきました。
そして2017年のM-1グランプリで「合体ネタ」がウケ、準々決勝進出を果たすことになります。
そこで出ごたえをつかんだ二人は、さらに「合体ネタ」の完成度を高めようと、そこからさらに1年間、「合体ネタ」をとことん突き詰めていきまいした。
そしていよいよ、2018年のM-1グランプリで決勝進出を果たすことになります。
決勝に残った10組のうち、「トムブラウン」はよしもと以外の唯一のコンビであり、ダークホースとしてそのネタに注目が集まりました。
くじの結果、「トムブラウン」は8組目の登場に決まります。
そして、2018年のM-1グランプリ決勝は重々しい空気で始まりました。
序盤は正統派の作り込まれた漫才が繰り広げられていきます。
よしもとのコンビは、ある程度その実力が知られており、お客さんも少し身構えたような空気がありました。
中盤にさしかかっても、正統派の漫才が続き、何となく場の雰囲気が盛り上がりきれていません。
そしていよいよ8組目の「トムブラウン」のネタが始まりました。
みちおさんの愛くるしい笑顔とコミカルな動きで「合体ネタ」が進んでいきます。
今までの流れとは全く違う「合体ネタ」にお客さん達は、完全に虚を突かれたような格好になりました。
「だ~め~」という、布川さんの今までに見たこともないようなツッコミにも驚かされます。
それほど斬新なネタに、お客さん達は笑っていいのかどうか戸惑ってしまいました。
そして「トムブラウン」が笑いの導線を残したままのまま、次のコンビ「霜降り明星」が登場することになります。
そこでこれまた斬新なネタを披露した「霜降り明星」が、その笑いの導線を点火させ、一気に盛り上がりを見せることになりました。
結果、「霜降り明星」が優勝しましたが、2018年のM-1グランプリ決勝の場の雰囲気を変えたのは、間違いなく「トムブラウン」だったのです。
「トムブラウン」自体は全体の6位という結果に終わりましたが、大きな爪痕を残すことになったのです。
それを受けて、2019年は「トムブラウン」にとっての飛躍の年になりました。
2020年は「トムブラウン」にとっての本当の勝負の年になりそうですね。
↓↓【公式】ネタパレ『アンパンギドラ/トム・ブラウン』
おわりに
お笑いのツボは、人によってさまざまだと思いますが、個人的には2018年のM-1グランプリ決勝で一番笑ったのは「トムブラウン」でした。
関西の緻密で細かい漫才はイマイチ面白いと感じることができません。
その点「トムブラウン」の合体ネタは、単純明快かつ、くだらな過ぎて本当にツボにはまります。
それと同時に、北海道出身コンビということで、親近感も湧いてきました。
その後のテレビ番組では、布川さんの天然ぶりやみちおさんのダークな部分が見れて、本当に新鮮なコンビが登場したなと感じました。
万人ウケするコンビとは言い難いと思いますが、今後もお笑い界に少しでも残ってもらえるように頑張ってもらいたいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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