お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さん。
見た目とは裏腹に、家族想いでピュアな性格の持ち主ということでブレイクを果たすことになりました。
道民としては、久しぶりに出てきた同郷の芸人のブレイクに、心から喜んでいたのですが・・・
過去に逮捕歴があったということで、非常に複雑な心境に陥っています。
そんな兼近大樹さんなのですが、過去は過去のこととして割り切り、今後の活躍に意欲を見せています。
われわれ道民の中でも賛否両論はありますが、できれば応援し続けたいですよね。
ということで、今回はそんな兼近大樹さんの復活を願いつつ、その人柄について迫っていきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう!
兼近大樹の北海道時代
まずは簡単に兼近 大樹(かねちか だいき)さんのプロフィールから紹介していきますね。
兼近大樹(愛称:かねちぃ)さんは1991年5月11日生まれなので、2019年の誕生日で28歳になっています。
身長は172㎝で血液型はO型です。
北海道札幌市北区の出身で、兄と姉、そして妹がおり、4人兄弟のなかで育ちました。
しかし兼近大樹さんの家庭は非常に貧しく、その時のエピソードの数々も語られています。
中学時代から新聞配達などのアルバイトを行い、家計を助けるために頑張っていました。
そして、高校に一旦進学しましたが、妹の学費を稼ぐために自主退学しています。
新聞配達のバイトを続けながら、日中は建設現場で働くという生活がしばらく続きます。
しかしそこから徐々に道を踏み外していくことになります。
その結果、2011年11月に「売春防止法違反(少女売春斡旋)の疑いで」北海道警厚別署に逮捕されてしまいました。
罰金を支払い釈放された兼近大輔さんでしたが、反省しつつも悪の世界から抜け出せずにいました。
しかし、2度目の逮捕を経験した兼近大樹さんは、改めて更正しようと心に誓います。
その当時の悪い関係を断ち切るべく、札幌での自分の存在を完全に消して、上京することになりました。
しかし、いつかはバレるであろう自分の過去を背負いながら、生きていくことになります。
兼近大樹がお笑い芸人の道へ
兼近大樹さんがお笑い芸人を志したきっかけは、ピースの又吉直樹さんのエッセイ集「第2図書係補佐」を読み、又吉直樹さんに憧れを抱いたところからでした。
そこで兼近大樹さんはNSC東京校の19期生として入学することになります。
そして最初のコンビ「ぷりずん。」を2013年1月に結成しました。
「ぷりずん。」時代はボケを担当しており、地道な活動を続けていましたが、2017年5月以降、相方が活動休止状態になってしまい、その年の11月には正式に解散することになりました。
その間に、兼近大樹さんは現在の相方でもある「りんたろー。」さんを誘い、仮のコンビ「SCANDAL」としてM-1に出場し、3回戦まで進むことになります。
仮のコンビで手ごたえをつかんだ二人でしたが、兼近大樹さんは、過去に犯した罪のことが公になることで、りんたろー。さんに迷惑をかけてしまうと考え、コンビ結成には踏み切れずにいました。
そこでりんたろー。さんに自分の過去のことを告白したところ、りんたろー。さんは、「過去のことがバレたら、その時改めて二人で考えよう」とコンビ結成を後押ししてくれます。
そして、2017年12月に「EXIT」として正式に活動を始めることになりました。
とはいえ、「ぷりずん。」時代とはキャラが一変し、チャラさを前面に押し出していくことになります。
もともとチャラ男キャラで活動していたりんたろー。さんが、兼近大樹さんに対して、徹底的にチャラさを伝授していきました。
兼近大樹さんの完成度が着実にアップするとともに、「EXIT」が一気に注目を集める存在となっていきます。
そして、そのチャラさとは裏腹に、真面目な2人の性格がイジられ、順調にブレイクを果たすことになりました。
兼近大樹さんはベビーシッターのあるバイトをしており、子供ととの接し方や真面目な勤務態度に、親御さんからも人気が集中することになります。
あまりにも人気なので、兼近大樹さんの予約は取りにくい状況になっていきました。
もちろん、兼近大樹さん自身のお笑いの仕事が忙しくなったという部分も大きいようです。
順調に仕事の増えていった兼近大樹さんの月給は、2019年5月時点で140万円にも達していました。
それが分かったのも、中川家のラジオ番組で、剛さんが給料の明細書の枚数を尋ねたのですが、兼近大樹さんは福沢諭吉さんの枚数と勘違いしてしまい、思わず本当の給料を告白してしましました。
その場は一瞬、何が起こったのか分からない状態に陥りましたが、兼近大樹さんの天然ぶりに爆笑を集めることになります。
その後兼近大樹さんは完全に開き直っていましたが、たまったお金で、まずは両親にマンションを購入するということを目標にしているそうです。
根は真面目でピュアな兼近大輔さんらしいエピソードですよね。
そして、あの過去の逮捕歴が暴露されることとなり、お笑い活動の自粛ムードが漂い始めるようになりました。
兼近大樹の逮捕歴を受けて
兼近大樹さんは過去の逮捕歴の報道を受けて、「やっと公になった」と安堵した様子でした。
所属先の吉本興業は、その事実を兼近大樹さんから知らされていましたが、ずっと口止めしていたそうです。
そして、吉本興業は「週刊文春」に抗議する姿勢を打ち出しました。
とはいえ、兼近大樹さんの逮捕報道は消せるものでは無く、兼近大樹さんに対する世間の目は厳しさを増していきました。
「犯罪者をテレビに出しても良いのか?」
「ピュアで良い人キャラは、嘘だった」
「相方のりんたろー。さんが可哀想」
などのような、兼近大樹さんに対する批判の声が集まりました。
しかし、時間の経過と共に兼近大樹さんに対する同情や応援の声が多く集まるようになります。
兼近大樹さん自身もこの状況を冷静に見守っており、「失敗を犯しても、そこから這い上がり、自分が楽しく生きていくことで人を励ますことになる。」とも語っていました。
そして、10月4日に放送された「爆笑!THE フライデー」では、兼近大樹さん自身が文春報道に対する真実や考えなどを激白していましたね。
番組の構成は、兼近大樹さんの生まれ育ったその劣悪な環境がゆえに、犯罪に手を染めてしまったことは、致し方のないことだったという流れでした。
それを見た視聴者の中にも、賛否両論があります。
「どんな環境に置かれても、犯罪に手を染めることなく、立派に生きている人は大勢いる」
といった、しごくまっとうな意見もありました。
そして、正直に過去のことを語った兼近大樹さんに対する同情の声もあります。
現在の世間の声は、兼近大樹さんに対する同情や、応援の声の方が大勢を占めつつありますね。
おわりに
一気にブレイクを果たし、過去のことを公にされた兼近大輔さん。
幼い頃からの過酷な家庭環境のなかで、しっかりと生き抜いてきたという生命力に関しては尊敬に値します。
そして今でも、家族想いなところが変わっていないというところも凄いことですよね。
ピュアで真面目な性格は、持って生まれたものだったのです。
ブレイクを果たしても、決して浮かれることなく、頑張り続けている兼近大輔さんの姿には勇気をもらいます。
まさに兼近大輔さんが語ってる通りの生きざまを見せつけているのですね。
兼近大輔さんにとっては、北海道に対する良い思い出があまりないのかもしれませんね。
将来は、「どこにあるか分からないけど、タイに移住したい」とも語っていました。
その思考回路も天然なのですが、兼近大輔さんにとっては本気なのでしょうね。
その夢を叶えるためにも、ここからさらに勢いをつけて活躍してもらいたいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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