コロナウィルスの症状は?初期症状が出た時の対処方法も紹介

新型コロナウィルスの感染が日本でも拡大してきました。

そして、感染した人たちからは、まさか自分が!?という声をよく聞きますよね。

そのまさかという事態が、自分の身にも降りかかる可能性は十分にあります。

今は新型コロナウィルスのニュースばかりで、頭の中もそのことで一杯になっているのではないでしょうか。

何となく体調が悪いと、すぐに新型コロナウィルスに感染したかも、と不安になってしまいます。

あまり怖がり過ぎても、精神衛生上よくありません。

そこで今回は、新型コロナウィルス感染症の症状と初期症状が出た時の対処方法について紹介していきますね。

新型コロナウィルス感染症の初期症状

新型コロナウィルスに感染した場合、無症状のことも多々あるようです。

無症状の感染者からも、新型コロナウィルスに感染する場合もあるため、症状の有無にかかわらず、人と接触する場合には、マスクを着用した方が良いですね。

さて、新型コロナウィルスの初期症状としては以下のような症状が挙げられます。

鼻水や鼻づまり

発熱

軽いのどの痛み

筋肉痛

倦怠感(体のだるさ)や疲労感

嗅覚・味覚障害

痰や血痰

下痢

特に発熱と倦怠感を訴える人が多いのが特徴です。

初期症状が表われてからも、重症化しなければ、約8割の人が1週間程度で次第に治っていきます。

初期症状だけ見ていると、普通の風邪の症状とあまり変わらないですよね。

とはいえ、外出を控え、人との接触を最小限にしておいた方が良さそうです。

一つ気になる初期症状があるとすれば、嗅覚・味覚異常でしょうか。

この症状が出た時は要注意だと思います。

しかし決して焦ることなく、とりあえずは、自宅療養に努めましょう。

新型コロナウィルス感染症の重症化

発熱や咳などの症状が1週間以上持続し、重症化してしまうと肺炎を発症する可能性があります。

また、ほかの呼吸器系器官にも炎症(上気道炎、気管支炎)が生じる場合もあります。

しかし、重症化した場合でも基礎疾患等が無く、適切な処置を行えば、半数以上の患者が快方に向かいます。

その際には、アビガンなどの投与が有効とされています。

参考記事アビガンはいつから使用可能?コロナウィルスへの効果や副作用は?

しかし、適切な処置をほどこしても、肺炎が重篤化し、場合によっては死に至る場合もあります。

ここで感染者数の多い国で問題となっているのが医療崩壊ですよね。

現在の日本の状況では、重篤化したとしても、入院することが出来ます。

とはいえ、現在でも医療現場はギリギリの状態なので、今後さらに重篤化した患者が増加した場合には、適切な処置を受けられなくなる可能性も出てきました。

また、新型コロナウィルス感染症の患者数が増加することで、緊急性を要する病気や怪我をした患者の処置が行えなくなってしまいます。

参考記事コロナの影響で日本の医療崩壊の可能性は?病気でも入院できない?

政府や自治体は、そのような状況に陥らないために、医療施設の充実や宿泊施設の借り上げなどを急いでいます。

しかし、新型コロナウィルス感染症に対する環境を改善したとしても、結局は医療従事者が揃っていないことには機能しません。

そして同様に深刻なのがPCR検査の現場です。

安倍首相はPCR検査の数を倍にすると言っていましたが、その現場でもギリギリの状態で稼働していたのです。

PCR検査は、訓練された技術の高い医療従事者が必要です。

結局はここでもマンパワーが必要であり、検査に必要な器材をいくら増やしたところで、検査数には限界があります。

安倍首相は、それらのことを全く理解しておらず、パフォーマンス的に発言しているのではないでしょうか。

何はともあれ、今後は重症患者が増えないことを祈るしかありません。

初期症状が出た時の対処方法

発熱や倦怠感などを認めた場合は、まずは自宅療養に努めましょう。

とはいえ、仕事でそれが許されない人も多いとは思いますが、出来る限り人との接触を避けることしかできませんよね・・・

とにかく毎日の体温を記録し、発熱がどれくらい続いているのかを確認します。

そして、37.5℃以上の発熱が4日以上続く場合や、先ほどの初期症状、呼吸困難がある場合には、最寄りの保健所で相談してください。

※高齢者や基礎疾患等がある人、妊婦などは、症状が2日以上続く場合。

その状況に応じて、病院への受診を指示されることもあると思います。

しかし、よく耳にするのが、保健所ではなかなか取り合ってもらえなかったり、搬送先の病院をたらい回しにされるケースがあるということです。

すでに医療崩壊を招いている状態なのかもしれませんね。

とりあえずは、4日間は我慢しなければなりませんが、新型コロナウィルス感染症の特徴として、症状が急速に悪化する場合があります。

そのような場合には、早急に保健所へ連絡し、病院を受診した方が良いのかもしれません。

そして、高齢者が重症化しやすいと言われていますが、30代~50代でも重症化するケースも報告されています。

また、乳幼児でも重症化しやすい傾向があることも指摘されています。

さらには、妊婦の重症化にも気を付けなけれればなりません。

今後さらに感染者が増加し、様々なケースが報告されてくると思います。

とにかく一人一人が、重症化する可能性もあるということを認識し、それに伴った行動を心掛けていくしかありませんね。

おわりに

日本でも緊急事態宣言が発令され、緊張感が高まっています。

そして、毎日の感染者数の増加スピードを見ていると、そろそろ本気で身の危険を感じてきた人も多いのではないでしょうか。

しかし、その中でも、急事態宣言が発令されてから、あえて対象地域外に足を運ぶ人も増えています。

自分が感染者である可能性があるということを、全く意識していないのでしょうね。

感染の拡大を防ぐためには、自分が感染者であるかもしれないということを常に意識し、素直に不要不急の外出を控えるしかありません。

このままでは、緊急事態宣言が発令されたことによって、かえって全国に感染を広げてしまうことになります。

少なくとも、緊急事態宣言の対象地域への往来や、対象地域外への移動を自粛ではなく禁止にすべきなのではないでしょうか。

今こそ、我々日本人の本当の気質が問われている時期だと思います。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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