新型コロナウィルスの感染が収束し、緊急事態宣言も解除されつつあります。
現時点(5/23)において、北海道では解除の条件を満たしていませんが、来週には解除されそうです。
とはいえ、そろそろ、ゴールデンウィーク期間中の人の動きによる感染拡大の結果が出てくる時期なので、油断は出来ません。
とりあえずは、このまま新規感染者数が1ケタ台で推移し、5月25日の安倍首相による解除の判断を待ちたいと思います。
そして、来月からは、長い自粛生活を強いられたことによるストレスを解消する期間に入ります。
あまり羽目を外すことは出来ませんが、ドライブや旅行などを楽しみたいですよね。
その時の感染の状況にもよると思いますが、夏休みに北海道などへの国内旅行は可能なのでしょうか。
今回は、今後起こりうる新型コロナウィルスの第2波、第3波の襲来と、その影響がもたらす夏休みの国内旅行がどうなるのか?などについて調べていきたいと思います。
感染拡大の第2波、第3波は本当に来るの?
緊急事態宣言が解除され、気持ちもかなり開放的になっているのではないでしょうか。
しかし多くの専門家が、感染拡大の第2波、第3波は必ず襲ってくると警鐘を鳴らしています。
一説によると、夏場は新型コロナウィルスの活性が低下しているため、涼しくなってくる秋口に、第2波に襲われるのではないかと指摘されています。
秋口に第2波が訪れる場合は、夏休みを思いっきり楽しんだ方が、その後訪れる自粛生活のためにも、英気を養うことが出来ますますよね。
ところが、秋を待たずして第2波に襲われるという見解もありました。
とある専門家は、都市封鎖や自粛の解除をしてから、その約1か月後に、再び感染が拡大すると指摘しています。
それを裏付ける報告としては、新型コロナウィルスの発祥の地である中国でのことです。
中国では、2月一杯で感染が収束し、3月からは経済活動を積極的に再開させました。
そのことは、国内外に対しても、大いにアピールしていましたよね。
そもそも、2月一杯で感染が収束したという事実自体も怪しいのですが、とりあえずは都市封鎖などを解除し、国内では人の移動が活発化しました。
3月から経済活動を再開させた中国ですが、そのおよそ1か月後の4月には、中国国内で新規感染者が確認されてきました。
ところが中国政府はその事実をひた隠しにしています。
その後も感染が拡大している状況が続き、5月に入ってからは、中国各地で再び都市封鎖が始まったということが漏れ聞こえてきました。
そういった、中国にとってはマイナスの情報が外部に漏れるということは、さらに酷い状況に陥っているのだということを想像させられます。
中国の隠ぺい体制によって、感染者数は明らかにはされていませんが、それらの情報が大きな裏付けとなっているのではないでしょうか。
北海道における第1波と第2波
そして、「自粛の解除から約1か月後に再び感染が拡大する」という指摘は、実際に北海道でも起こっていたのです。
2月下旬に北海道では、感染拡大の第1波に襲われたことにより北海道独自の緊急事態宣言を発令しました。
参考記事:北海道の鈴木直道知事がコロナで緊急事態宣言!その内容や影響を紹介
その結果、感染拡大は収束し、3月19日には予定通り緊急事態宣言が解除されました。
その後も順調に新感染者数は減少し、ゼロや一桁台で推移していたのです。
ところが4月上旬から新規感染者数が再び増加に転じることになりました。
まさに、緊急事態宣言の解除から、約1ヵ月後に第2波に襲われた形となってしまいます。
しかも、第1波の時よりもその影響は大きく、感染者数や死亡者数も大幅に増えることになりました。
北海道における新型コロナウィルスの感染に関しては、様々な見方もありますが、「自粛の解除から約1か月後に再び感染が拡大する」ということを実証していますよね。
夏休み中に第2波、第3波が来るの?
今回の新型コロナウィルスの影響によって、臨時休校が長引いてしまいました。
そのあおりを受け、全国的に夏休みの短縮を決めています。
参考記事:北海道(札幌)の学校はコロナの影響で夏休みが短縮かなくなるの?
そして、その短い夏休みの間に、感染の第2波、第3波が襲ってくる可能性が気になりますよね。
先ほども触れたように、緊急事態宣言を解除した日本においても、再度、新型コロナウィルスの流行は避けられそうにありません。
ところが、台湾では新型コロナウィルスの封じ込めに完全に成功しています。
日本でも台湾の防疫対策を真似することで、流行を止めることは、完全には無理だとしても、その時期を遅らせることは出来るのではないでしょうか。
それによって、夏休みから流行の時期を外し、夏休みを楽しむことが出来ます。
そもそも、日本での緊急事態宣言の解除基準は非常に厳しいものでした。
ところが、国が示した「新しい生活様式」を徹底することにより、感染のリスクを大幅に減少させることが出来ました。
北海道の鈴木直道知事は、「新しい生活様式」を実行しつつ、社会経済活動を活発化させるという「新北海道スタイル」を提唱しています。
(北海道だけではなく、全国でも共有される内容だと思います。)
参考記事:新北海道スタイル|鈴木直道知事が道民に発信したその内容とは?
新型コロナウィルスの流行に対しては、常に高い危機感を抱くことで、それだけでも感染対策としては大きな効果を発揮するのではないでしょうか。
国民は長い自粛期間の中で、しっかりと「新しい生活様式」が身に付いたはずです。
そして、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、以前のように完全にフリーの状態ではありません。
ある程度の自粛は続いており、社会もそのような風潮ですよね。
以上のようなことを踏まえると、第2波、第3波に襲われたとしても、それほど大きな感染拡大とはならないのではないでしょうか。
もともと日本での感染者数や死亡者数は、欧米などと比べると格段に少ない数字で収まっています。
ということで、このままの緊張状態を維持することが出来れば、感染の第2波、第3波は夏休みからかなり遅れた時期にやってくるのではないでしょうか。
夏休みに北海道などへの国内旅行は可能?
緊急事態宣言が解除され、全国の自治体では経済の回復のために、様々なクーポンを発行する計画があります。
政府も「GoToキャンペーン」という経済対策を打ち出しており、あとはその実施時期が気になるところです。
参考記事:GoToキャンペーンとは?いつから?夏休みの国内旅行に使えるの?
今までの長い自粛生活から解放され、ストレスを発散させるには、やはり国内旅行ですよね。
しかも、疲弊しきった日本経済の復興のためには、非常に効果的な方法なのではないでしょうか。
子供たちにも、短くなった夏休みを出来るだけ満喫してもらいたいですよね。
とはいえ、どこまでが「新北海道スタイル」の許容範囲なのかが気になります。
政府は緊急事態宣言が解除されても、「他県をまたぐ移動は控えるべき」という見解を示しています。
そのことは、観光業界の様々な組合にもアナウンスしており、今後そのロードマップが作成されるはずです。
そして、様々な自粛要請も段階的に緩和されるはずなので、ロードマップに沿った範囲における国内旅行は可能になるのではないでしょうか。
夏から秋にかけての北海道は魅力的な旅行先の1つとなっていますよね。
道内外からの観光客に訪れてもらうことで、北海道経済の立て直しを図ってもらいたいと思います。
当然のことながら、海外との渡航制限を緩和していないということが条件になってきます。
中国では、新型コロナウィルスが終息した時の旅行先の希望は、北海道を第一位に挙げています。
政府は、海外との渡航制限を徐々に解除しようと模索しているようですが、それは武漢肺炎の中国による責任問題が、しっかりと解決してからにしてほしいですよね。
中国人はあらゆるルートで来日を試みる可能性が高いため、政府には断固とした態度で、感染源である中国との対応に臨んでもらいたいと思います。
ということで、中国人を主とした外国人が入国していなければ、夏休みは国内旅行を楽しめるようになるのではないでしょうか。
おわりに
北海道ではゴールデンウィークも終わり、天気の良いお出かけ日和が増えてきました。
新型コロナウィルスさえなければ、例年通り、家族でドライブを楽しんでいたはずです。
しかし、今はまだ自首ムードが漂っているため、遠出することは出来ません。
夏休みになればそれも薄れてくるはずなので、道内旅行を楽しむことが出来そうです。
とはいえ、感染対策を怠らないということが大前提ですよね。
まさにこの夏こそが、政府の「GoToキャンペーン」を実施する絶好のチャンスだと思います。
国民の動きと地域の活性化が見事にマッチするのではないでしょうか。
夏を過ぎると寒さも増してきて、新型コロナウィルスの流行の危険性も増してしまいます。
何はともあれ、今後は感染の第2波、第3波に襲われない奇跡の日本となってくれることを願っております。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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