札幌の夜の大繁華街であるススキノ。
ここでは次々と新たなクラスターが発生しています。
そして、新規感染者数が増加傾向にあります。
それを受けて、札幌市と北海道による「札幌市・北海道合同感染症対策チーム」が7月17日に設置されました。
さらには、その取り組みの一環として、7月23日には「ススキノ地区臨時PCR検査センター」が開設されています。
そこで気になるのが、ススキノのPCR検査は誰でも受けれるの?ということですよね。
今回は、その対象者や検査料金などについて調べていきたいと思います。
もくじ
ススキノでのクラスター発生
政府は2020年5月25日に緊急事態宣言を全面的に解除しました。
それを受けて、北海道での営業自粛要請についても、「新北海道スタイル」実践することにより、段階的に解除されることになります。
参考記事:新北海道スタイル|鈴木直道知事が道民に発信したその内容とは?
そして、札幌の夜の大繁華街であるススキノにも徐々に人が戻るようになりました。
外国人観光客の姿はありませんが、6月下旬には以前のような活気を取り戻すようになります。
私の職場はススキノのすぐ近くにあるため、その人出の様子を見ていましたが、正直不安でした。
これは時間の問題で、ススキノから新規感染者が出るのだろうと感じさせられましたね。
案の定、7月に入りススキノでの新規感染者が徐々に確認されるようになり、クラスターも発生してしまいました。
その報道が出ると、ススキノの人出が少し減ったような気がします。
場所的にも私の職場は、その状況でモロに影響を受けてきました。
6月に入り、少し持ち直してきたのですが、このような状況が続くと、経営状態のさらなる悪化は避けられそうにありません。
そのようなこともあり、ススキノでのクラスターの発生には、大きな憤りを覚えます。
今日も新たにクラスター認定された夜のお店が出ていました・・・
本当に勘弁してもらいたいと思います。
ススキノでのPCR検査の対象者や検査料金など
ススキノでの感染者は比較的若い世代の方が多く、症状のない若者が感染していることに気付かず行動し、感染を広げていく恐れもあります。
そのため、積極的な検査による陽性者の把握・疫学調査等を行い、感染拡大の防止に努めるという考えで、ススキノにPCR検査センターが設置されました。
1日約500件の検査に対応できる能力があり、ススキノ地区の従業員と利用者の検査を積極的に進める方針です。
ということで、札幌市民が無条件でススキノのPCR検査を受けられるというわけではありませんでした。
ススキノでのPCR検査の対象者
・接待を伴う飲食店などの従業員(無症状も可能)
・感染者が確認された店の従業員と利用者(無症状も可能)
・その他の店舗の従業員(症状がある場合に限る)
検査料金
無料
申し込み方法
予約制
※ご予約は、帰国者・接触者相談センター「♯7119」までお問い合わせください(24時間受付)。
設置場所
設置場所については非公開となっていますが、ススキノ地区の従業員が歩いていけるところです。
再度の営業自粛要請
新規感染者は全国的に拡大しつつあります。
その状況は地域によって大きく異なりますが、過去最高の新規感染者が確認されているところもあります。
そのような地域では、再度の営業自粛要請が検討されており、一部では実際に営業自粛要請が始まっています。
しかし、緊急事態宣言中のような広範囲に及ぶ営業自粛要請ではなく、クラスターの発生した夜のお店が中心になるのではないでしょうか。
経済状況においては、全国的に疲弊しているため、感染防止対策を実施しつつ経済活動も動かさなければなりません。
特に北海道においては、観光立国として成り立っている側面も大きいため、休業自粛要請に関しては非常に慎重な姿勢です。
また、北海道は財政力に乏しく、休業自粛要請を実施したとしても、それに充てる補償までは不可能という内情もあります。
どのような事情があるにせよ、ススキノのクラスター認定された夜のお店には、何らかの罰則を適用しなければならないのではないでしょうか。
というのも、全店ではありませんが、クラスター認定された夜のお店における、接客対応のあり方に非常に問題があったのです。
これだけ感染予防対策が言われている中で、逆に感染を拡大するような行為を行っていました。
あまりにも呆れてしまい、ここに書くのもはばかれるような内容です。
業務内容的に、絶対に感染を拡大させるサービスを提供する夜のお店に関しては、PCR検査などと生ぬるいことを行っている場合ではありません。
そもそも、感染とは関係なく、そのようなお店の存在意義すら疑ってしまいます。
そのようなお店を利用する客が多いということも問題なのですけどね・・・
おわりに
北海道における新規感染者数は、今のところある程度抑え込まれています。
しかし、今後も予断を許さない状況が続くことは間違いないのではないでしょうか。
また、PCRの検査数を増やすことで、新規感染者数は確実に増加していきます。
感染状況を把握するためには、必要な検査であるとは思いますが、ススキノで行っているPCR検査においては、あくまでも対症療法でしかないのではないでしょうか。
抜本的な対策となると、警察などを介入させた取り締まりなども必要になってくると思います。
いくら休業自粛要請を出したところで、闇営業が横行する可能性もありますし・・・
繰り返しになりますが、ススキノでのいかがわしい夜のお店に関しては、さらに強い規制が必要だと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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