2021年5月2日、札幌市で過去最多となる246人の新規感染者が確認されました。
北海道全体でも過去最多の326人となっています。
それを受け、北海道知事と札幌市長が同5月3日に緊急会談を行い、『まん延防止等重点措置』を国へ正式に要請する考えを示しました。
それに伴い、札幌市民の生活はどのように変化するのでしょうか。
今回はその具体的内容いついて紹介していきたいと思います。
もくじ
札幌市内における具体的な内容
これまでにも札幌市内では、飲食店の時短営業を要請してきましたが、2021年5月6日よりさらに厳しい要請が課されることになります。
そのほかにも、様々な要請が講じられることになるので、それをまとめてみました。
時短営業の強化
札幌市内全域における営業時間は、これまでの午後9時から午後8時までとなります。
また、酒の提供は午前11時から午後7時までとなりました。
これに伴い、要請に応じた企業に対する協力支援金の引き上げも検討されています。
テレワークの促進
これまでにも事業者に対しテレワークの促進を要請してきました。
今後は、出勤する人の7割削減を目指す方向です。
カラオケに対する要請
カラオケ設備のある飲食店においては、昼夜を問わず、感染対策が不十分な場合はカラオケの利用を控える。
屋外の照明に対する要請
屋外の照明に関しては、防犯上必要なものを除いては、夜間の消灯を要請する方向です。
観光スポットや各種施設の営業自粛
これまでにも観光スポットや子供の遊べる各種施設等が営業時間の短縮や営業中止になっていました。
今後はこれまで以上に厳しい措置が要請される可能性があります。
道内の感染状況や緊急会談
北海道内の感染状況に関しては、北海道庁ホームページに掲載されています。
発生状況⇒コチラをご参照ください。
北海道知事と札幌市長の会見
※HTB北海道ニュース参照
札幌中心部の実態と感想
札幌中心部では、これまでにも感染防止対策が講じられてきました。
その結果、人出(すすきのエリア)はかなり抑えられていると感じています。
しかしながら、4月の人の移動時期に入ってからは、明らかに人出が多くなっていました。
特にこのGW時期に入ってからは、観光客と思しき人々の姿を多く目にするようになります。
また、時短要請に応じていない飲食店(すすきのエリア)は大盛況のようでしたよ・・・
現にそれは数字でも明らかにされており、札幌市内の人出は前年比の約3倍にのぼっています。
我々札幌市民がいくら自粛しようとも、外部(感染源)からの人の流入を止めない限りは、今後の要請も無策となるのではないでしょうか。
そして何よりも我々札幌市民が疑問としているのが、5月5日にはマラソンが規模は縮小されたとはいえ、中止されることなく普通に実施されるそうです。
様々な矛盾を感じつつも、今後の成り行きを見届けるしかありません。
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