2月28日に鈴木直道北海道知事が緊急事態宣言を出しました。
緊急事態宣言が出ると、何かとんでもないことになるのではないか?
そもそも、緊急事態宣言が出るとどうなるのかが気になりますよね。
そこで今回は、緊急事態宣言が出てから1週間が経過した、北海道の現状などについて紹介していきたいと思います。
緊急事態宣言が出た直後
北海道で緊急事態宣言が出たのは、2月28日の金曜日、午後6時前のことでした。
とはいえ、仕事中でそれを知らなかった北海道民も多くいたはずです。
参考記事:北海道の鈴木直道知事がコロナで緊急事態宣言!その内容や影響を紹介
私も仕事中でしたが、妻がテレビで、鈴木直道知事の会見を見ていました。
妻から連絡をもらい、緊急事態宣言のことを知ったのですが、それによって、何か特別なことをしなければいけないのか?と戸惑います。
しかも、その具体的な内容に関しては、一切分かりません・・・
とりあえず、事の重大さを感じ、翌日の土曜日はスタッフを休ませることに決めました。
そして、私も仕事が終わった後は、急いで家路につくことに。
職場は札幌の繁華街、すすきのにあるのですが、街はいつもの金曜日の夜とほぼ変わらない人出でした。
そこで、緊急事態宣言が出ても、特に影響は無いのかな~?と軽く考えてしまいます。
そして翌日の土曜日は、娘を妻の実家に預け、妻と二人で職場に向かいました。
午前中で仕事を終わらせ、午後からは素直に外出を控えることにします。
しかし、夕食は前もって予約していたため、悩みましたが外食することに。
もしかしたら、お店も臨時休業になっているのではないかと心配しましたが、普通に営業しており、席も満席でした。
今のところ、特に影響は無さそうだと思い、さらに翌日の日曜日は、人混みを避けるために朝からスーパーへ買い出しに行くことに決めます。
そして、日曜日にスーパーへ行ったのですが、そこでは、衝撃的な光景を目にすることになりました・・・
緊急事態宣言が出た最初の日曜日
土曜日は仕事もあったため、買い出しに行くことが出来なかったのですが、スーパーが大混雑しているとの情報を耳にしていました。
その情報を聞いた時に、一抹の不安が頭をよぎります。
そして、日曜日の朝に急いでスーパーに向かうことにしました。
朝早かったのですが、人出はそこそこありました。
とにかく急いで買い物を終わらせようと、カートにかごを乗せ、売り場を回ることにします。
ふと、トイレットペーパーの棚をみると、そこには何もありません・・・
その光景を目にした時には、非常に強い衝撃を受けました。
それと同時に、出遅れてしまったという後悔と強い焦燥感に襲われることになります。
その隣にあるティッシュペーパーの棚にも何もありませんでした。
そして、インスタント麺やカップ麺も品切れや品薄の状態・・・
パスタやレトルト食品も同じような状態になっていました。
どんどんと焦りが募り、ほかのお店にも足を運ぶことに。
一目散に向かったのが、トイレットペーパーとティッシュペーパーのコーナーです。
が~ん・・・
ここでも見事に完売です。
しかし、食料品に関しては、品薄にはなっていましたが、まだ大丈夫そうでした。
とはいえ、トイレットペーパーとティッシュペーパーのことが気になり、さらに違うお店にも足を運びます。
その後2軒はしごしたのですが、トイレットペーパーは完全にありません。
ティッシュペーパーは、購入制限がありましたが、わずかに残っていました。
参考記事:札幌(北海道)でトイレットペーパーが品薄!買いだめで他の商品も無くなる?
とはいえ、このような状態は全国的に広がっていたようですね。
お米も無くなっている地域もあるのだとか・・・
さいわい、北海道はお米の産地でもあるため、お米の心配は無いと思いますが。
ということで、様々な物の品切れや品薄は、緊急事態宣言に関係なく起こるということを認識しました。
今後何が起こるのか分からないので、ある程度の備蓄は必要ですね。
平日の様子
最初の週末が終わり、平日が始まります。
緊急事態宣言の影響で、街の様子が一変するのかと思いきや、いつも通りの光景でした。
しかし、マスク姿の人はかなり増えましたね。
マスクをしていない人に対する視線が厳しくなってきていることも事実です。
とはいえ、マスクが入手できなかった人も多くいるようなので、逆にかわいそうですよね。
参考記事:政府のマスク配布は北海道のみ?全国的に品薄だけど次の候補地はどこ?
ちなみに私の職場の様子に関しては、緊張感が高まっているものの、ほぼ変わらなかったです。
しかし、街の人通りは、日を追うごとに減っていきました。
それが顕著だったのは、非常事態宣言が出てからの2回目の金曜日の夜でした。
その日も午後9時まで仕事をし、家路につくため、職場から駐車場に向かいます。
最初は気にしていなかったのですが、明らかに人が少ない!
いつもは邪魔なくらいにいた観光客も全くいません。
そして、客待ちのタクシーもかなり多かったです。
駐車場から車を出す時も、先週の金曜日までと全く異なりました。
いつもであれば、歩行者が多く、道路も混んでいるため、結構時間がかかります。
ところが、その日は驚くくらいにスムーズでしたね。
このような状況も、緊急事態宣言とは関係ないのかもしれませんね。
北海道の現状
北海道の現状に関しては、もはや全国の状況と変わらないのではないでしょうか。
観光客がほとんどいなくなり、徐々に倒産する会社も出てきました。
観光バスの運転手も、容赦なく解雇されているようです。
緊急事態宣言が出てから2回目の週末を迎えますが、鈴木直道知事はややそのトーンを落としました。
経済への影響を重く見た鈴木直道知事は、やや緩和した形で、外出を控えるようにアナウンスしています。
とはいえ、北海道民の緊張感は完全に高まっており、営業を自粛する飲食店や各施設も増えています。
これは確実に緊急事態宣言の影響が大きいのではないでしょうか。
そして、その緊急事態宣言が、新型コロナウイルスの感染拡大を防いでいるのかも気になりますよね。
北海道での新たな感染者は減った?
緊急事態宣言が出てからの、1日ごとの新たな感染者数を紹介しますね。
2月28日・・・12人
2月29日・・・4人
3月1日・・・2人
3月2日・・・5人
3月3日・・・2人
3月4日・・・3人
3月5日・・・1人
3月6日・・・7人
3月7日・・・8人
3月8日は、現時点で3人の感染者が出ており、合計で101人となっています。
一時期、1日当たりの感染者数が減っているようにも見えますが、その数は着実に増えてきました。
ほかの都府県でも急激に増えているところもありますが、北海道での感染者数が全国で1番多いのには変わりませんね。
そして、札幌市民の感染者数の増加が目立ってきています。
今後は検査体制も強化されるようなので、感染者数は一気に増えていくのかもしれません。
この数字は、もはやあまり意味を持たなくなってきましたが、緊急事態宣言のお陰で、少しは抑えられているのかもしれませんね。
おわりに
政府も緊急事態宣言を出すことを検討しているようですが、仮に出たとしても慌てることはありません。
というか、すでにそれに近い状況にもなっていますよね。
全国のニュースでも、日本国民全体がかなりの緊張感に立たされていることが分かります。
それが、経済に及ぼす影響は計り知れません。
とはいえ、今は余計な心配をせずに、新型コロナウイルスの感染を防ぐことに注力しましょう。
今後しばらくは、暗い気持ちになるニュースが続くとは思いますが、何とか踏ん張るしかありませんね。
一日でも早い終息宣言が出されるのを待ちましょう。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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