いらないアベノマスクを寄付する動きが拡大!札幌での回収方法は?

不良品騒動などで多くの非難を浴びたアベノマスクですが、その後も配布は続いているようです。

市中では徐々にマスクの供給量が増えてきており、値段も安くなってきました。

そもそも不要論の強かったアベノマスクなのですが、今ではその存在すら忘れかけられています。

いまさらアベノマスクが届いても、いらない人が多くいるという現状となってきました。

そうした状況に、全国ではアベノマスクの寄付を募る運動が広がっています。

そして札幌でも同様の動きが始まったようです。

そこで今回は、札幌でのアベノマスクの寄付について紹介していきたいと思います。

アベノマスクの配布状況

4月7日に閣議決定したアベノマスクの配布。

全国の世帯に対して、1住所あたり2枚ずつの布製マスクを配布することになりました。

※1住所単位なので、職場と自宅にそれぞれ配布されるという、呆れた事案も発生しています。

ところが、それからもうすでに1か月以上経過していますが、まだまだ配布されていない地域が多くあるようです。

様々な政策の発表のたびに、「スピード感を持って・・・」と発言している安倍首相ですが、そのスピード感の基準には疑問を感じてしまいます。

そして、そのあまりにも遅い対応のために、マスクの供給量が回復しつつありますよね。

札幌でもマスクを箱で販売するところが増え、値段も着実に下落してきました。

ネット上では、1箱(50枚)あたり1,000円くらいになっていますよ。

ということで、アベノマスクが配布されていない地域においても、アベノマスクは不要になっています。

ちなみに、アベノマスクの都道府県ごとの配布状況は、厚生労働省のホームページで確認することが出来ます。

改めて確認してみると、いまだに準備中と表示されている県の方が多かったです・・・

いっそのこと、アベノマスクの配布は中止にして、それにかかる費用を別の経済対策に利用してもらいたいところですよね。

安倍首相は今でも頑なに布マスクを使用していますが、その姿がかえって悲しくうつってしまいます。

ほかの閣僚はみな不織布マスクを使用しています・・・

札幌でのアベノマスクの回収方法

アベノマスクの寄付に関しては、閣議決定された直後から、その動きがありました。

参考記事いらないアベノマスクを寄付したい!募集団体や郵送方法などを紹介

おもにホームレスなどの支援団体や介護施設だったのですが、このような状況になると、すでにアベノマスクは不要になっているのではないでしょうか。

不要になるということは、それを処分しなくてはなりません。

アベノマスクが全国から集まるとなると、相当な数になるはずです。

もはやゴミ扱いとなった感のあるアベノマスクなので、その処分費用の方が高くついてしまいますよね。

とはいえ、配布されたアベノマスクを捨てるのも気が引けるので、寄付という方法が一番良いのかもしれません。

そしてその動きは札幌でも始まりました。

5月18日に連合札幌がアベノマスクの不要な人から回収する「寄付ポスト」を設置しました。

ちなみに、アベノマスクだけではなく、市販のガーゼマスクも未開封に限って回収します。

回収したマスクは、子どもや高齢者の施設や団体に配布するそうです。

北海道では、札幌だけではなく、全道各地に「寄付ポスト」を設置しています。

設置場所

市営地下鉄「大通駅」8番出口付近

市営地下鉄「さっぽろ駅」2番出口付近

休業要請解除後は、さっぽろ地下街にも設置場所を増やす予定です。

なおその期間は6月末までとなるそうです。

北海道では、先ほどのホームページを確認すると、「配布中」となっていますが、わが家にはいまだに届いていません。

本当にいつ届くのか分からないので、設置期間はもう少し延長した方が良いような気もしますよね。

おわりに

わが家でも、アベノマスクは、ホームレス支援団体に寄付しようと決めていました。

しかし、郵送料に関しては自腹となるため、無料の「寄付ポスト」で回収してもらおうかと悩んでいます。

このように不要なアベノマスクの取り扱いに悩んでいた人たちにとっては、「寄付ポスト」の存在はありがたいですよね。

今後はさらにマスクの供給量が増し、価格も感染拡大前の水準に戻るのかもしれません。

もしかすると、生産量が過剰になってしまい、さらなる値崩れを起こす可能性もあります。

しかし、今後必ず感染の第2波、第3波が訪れると指摘されているため、そこまでは値崩れしないのでしょうね。

そして、世界中でもマスクを着用する習慣が広まる可能性もあります。

日本でもてあましたアベノマスクを、政府が責任をもって、それらの国々に寄付するのも良いのかもしれません。

すでにアベノマスクは工場と契約済みで生産されていると思うので、全国に配布するという無駄を省くためにも、政府に一括で管理してもらい、世界中の必要な国に届けた方が合理的だと思います。

心配なのは、不良品として、返品されてしまう可能性があるということですかね。

安倍首相にとっては、国民のことを考えた政策だとは思いますが、逆に余計な仕事を増やしてしまいました。

10万円の現金給付に関しても、様々な問題が生じ、現場の人間が大変な思いをしています。

今後の緊急経済対策に関しては、これまでの問題点をしっかりと改善し、国民がしっかりと納得できる内容を期待したいところなのですが・・・

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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