ついに北海道でコロナの新規感染者数が200人を突破しました。
そのうちの大半は札幌市内からですが、すすきのの飲食店が最も警戒されています。
そのため、営業時間の短縮などを要請するそうですが、肝心の店名が公表されていません。
店舗名の公表には賛否ありますが、どちらが正しいのでしょうか。
そこで今回は、札幌すすきのでのコロナの対応について考えていきたいと思います。
札幌のすすきの範囲について
札幌のすすきのといえば、東京の歌舞伎町、福岡の中州と並ぶ、「日本三大歓楽街」と称されています。
しかし、すすきのにはハッキリとした住所が無いため、その範囲は色々と解釈されており、札幌市民でも良く分かっていません。
漠然としたイメージとしては、国道36号線のすすきの交差点を渡り、南4条から南に位置する場所だと捉えている人も多いのではないでしょうか。
札幌の中心部は碁盤の目のようになっており、広義では「東西が西1丁目から西9丁目の間、南北が南3条から南8条の間」となっています。
一方で、北海道警察は「東西が西2丁目から西6丁目の間、南北が南3条から南7条の間」と定義しています。
それだけ「すすきのの範囲」というのは曖昧だということですね。
札幌すすきのの特徴
札幌のすすきのの特徴は、あらゆる業種が集積しているということです。
一つのビルの中に飲食店や風俗店が入居しているほか、ホテルなどの宿泊施設、娯楽施設や商業施設が隣接しています。
そのため、特定の風俗店だけを線引きすることが難しい状況です。
また、風俗店に限らず、飲食店に位置付けも曖昧な場合が少なくありません。
しかし、札幌市は営業時間の短縮地域をすすきの地区をまとめて設定しています。
「南3条~南8条、西2丁目~西6丁目」という広範囲に及ぶ区域ですが、風俗店以外の店舗も多くあります。
おわりに
すすきのでのコロナのクラスターの発生に関しては、店舗名を発表すると、ビル全体の他業種の方にも影響を及ぼしかねません。
札幌市や北海道は、そのあたりの事情を踏まえ、発表を躊躇しているのかもしれませんね。
一時期はすすきのにも人が戻り、経済活動の復活の兆しが見えていました。
しかしそれもあっという間に閉ざされてしまうことになりましたね。
要請期間は「11月7日(土曜日)~11月27日(金曜日)までの3週間」ということになっていますが、そこで収束することを願うしかありません。
そして何とか、この窮地を乗り越え、元のすすきのの街が戻るのを待ちましょう。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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